橘たかし no 皆の仲間: 2009年9月21日月曜日

2009-09-21

NOWあなたも即、有名人!!

このタイトルを聞いて心踊らせる人々は、多いと思う。それは、有名人になれば、まず収入が上がることが大いに期待できるからだろう。たとえ、夢かなわなかったにせよ、一時的な夢見ごごちは、その人の人生に抑揚を与え、ほとんどが有意義になるだろう。実は、仮に有名人に晴れてなれたとしたら、その後の人生は、正に狂った人生になることは間違いない。だとすれば、本当に有名人になることが、得策か再検する必要がある。有名人とは国民の一万人以上が、その人を認知した状態を指すとしよう。そうすると、その人の、その後の人生は次のようになる。まず、その人の一挙一層に価値が動く。その価値の移動は、その人に直接、間接に関わらずメリットをもたらす場合が多い。巨万の富とまではいかなくとも、その人が仮に有名人にならなかった場合より遥かに多い富を得ることができる。また、その成功は、その人の人生のプラスに働き巧く作用すると相乗効果を生み出すかもしれない。よって人々は挙って有名人を目指すのであろう。ただし失敗も多いことを肝に銘じるべきである。それは有名な度合いが下がれば、その効果が薄れることは勿論だが、一旦マイナスイメージが先行すると効果が逆に働きダメージになってします。つまり以前の収入を下回ったり負債になったりする。これは50を平均にした双方向が、ほぼ平均して下降を示す線グラフの様なもので決して右肩上がりの線グラフは描かないことを意味する。この抑揚グラフを巧く描こうとすると、なるべく右肩上がりにしなければならない。もっとも理想郷は子孫末裔まで、その価値を引き継ぐことにある。また自らの人生のみで良しとすれば死後もっとも線グラフが高いポイントを指すことを目指せばよい。しかし近年は、この線グラフが巧く描けなくなった。まず以前に増して抑揚が低くなった。また、その長さも短さを増している。諸説いろいろあるが長くて一週間から三年間といったところだろうか。だとすると当時と今を比較した場合リスクがすこぶる高くなったし、その価値も低くなってきた。よって以前のような、そこまでリスクを背負ってチャレンジしたい人も減ってきているのではないか。そういった流れに大きく寄与しているのが一億総有名人時代が到来してしまったためだ。このブログにせよ有名人への道の一つに挙げれるかもしれない。そこには何か特別な技能は全く要求されない。なんのマナーも必要ない。ただ、いい思い付きさえすればよいわけだ。また、その思いつきを引き出す資料、サンプルには苦労しない。このプログの次のプログをクリックすれば、ここより遥かに鮮やかに装丁されたベージが表示されるはずである。そして、そのブログは遥かに魅惑的で何か挽きつけるものがあるはずだ、ただし悲しいかな、そういったページは数万から数十万ページ用意されてる。だから、そこから真に価値のあるページを見つけ出すことは至難の技になった。過去においては、それが用意だったはずが。まず、昔は、こういったページを著すためには、それなりの専門知識が必要だった。それが、こいったサイトが現れたことにより、いとも簡単に作成が容易になった。故に人々は、ただ、いいセンスだけで勝負できるようになった。その事により、ただセンスさえよけえれば、だれたりと目立つことができるようになった。だが、そのことは、だれたりと、いいセンスしているし、何だ誰だってそれないにカッコイイ状態を醸しだしてしまった。これは、人々の欲求を真に満たさないかもしれなくなった。逆に埋没してしまうかもしれない。そして、その虚しさに気付いた人々は、序々に退去していくだろう。しかし後にも先にも有名人は存在し続けるのではないか。しかし、そこには過去のような大きな富はもたらさないだろう。それでも、あなたは有名人にこだわるか否か。