久々にパソコンのレビューをします。
今回はDELL INSPIRON 3268です。
★★★☆☆3.0 |
基本スペック | |||
---|---|---|---|
筐体 | 省スペース型 | CPU種類 | 第7世代 インテル Core i3 7100(Kaby Lake) |
CPUスコア | 4302 | CPU周波数 | 3.9GHz |
コア数 | 2コア | 二次キャッシュ容量 | |
三次キャッシュ容量 | 3MB | メモリ容量 | 4GB |
メモリ最大容量 | メモリ種類 | DDR4 PC4-19200 | |
全メモリスロット数 | 2 | 空メモリスロット数 | 1 |
ビデオチップ | Intel HD Graphics 630 | ビデオメモリ | |
モニタ | |||
画面サイズ | 解像度 | ||
タッチパネル | モニタ接続 | ||
ワイド画面 | モニタ搭載機能 | ||
ドライブ | |||
ストレージ容量 | SSD:128GB | HDD回転数 | |
HDDインターフェイス | SATA600 | 光学ドライブ | DVD±R/±RW |
ネットワーク | |||
LAN | 10/100/1000 Mbps | 無線LAN | 最大 Wi-Fi 802.11ac/n |
Bluetooth | 4.0 | ||
チューナー | |||
地上デジタルチューナー | BSデジタルチューナー | ||
110度CSデジタルチューナー | BS4Kチューナー | ||
110度CS4Kチューナー | |||
ソフト | |||
OS | Windows 10 Pro 64bit | Office詳細 | |
その他機能 | |||
生体認証 | ゲーミングPC | ||
インターフェース | HDMI 1.4 USB 3.0 SDカードスロット | その他機能 | |
カラー | |||
カラー | ブラック/シルバー |
何故このパソコンを購入したかと言うと、ズバリ4K動画を再生したかったからです。
(追記)
今までのパソコン選びは、基準が曖昧で二束三文のパソコンも多く買った気がします。
HARD・OFFのジャンクPC購入は、今思えば失敗でした。
当時は、動くかどうか判らない古いパソコンを、動くかどうか検証する過程に醍醐味があったのですが、いざ動く様になってしまえば無用の長物です。
売るにしても余りにスペックがお粗末で申し訳ない気がしています。
★☆☆☆☆1.0 |
(追記の追記)
古いパソコンにも、それなりの使い道はあるものです。
東芝のdynabook Satellite TX/66Gですが、今はWindows7機として活躍しています。
Windows Media PlayerからCD音楽をMP3に変換してPCへ取り込む際に使っています。
後、harman/kardon® ステレオスピーカ内蔵で音に深みがあって良いのでDVD鑑賞の時も使おうと思っています。
(追記 2021.7.25)
今は全く使っていません。
4Kに関する情報は、ここから主に収集しました。
特に参考になったのがCPUに何を選ぶかです。
CPUの型番からネットを検索し、プロセッサー・グラフィックスの4KサポートがYESになっているCPUから選びました。
今回選んだインテルCore i3 7100は、第7世代ですが一世代古い第6世代のCore i3 6100でも、4Kをサポートしています。
ただ価格面で大差なかったのと、パソコン本体のデザインが気に入ったものが、たまたま第7世代だったので、これにしました。
(追記 2021.7.1)
Windows11のリリース発表がありました。
システム要件は第8世代以降のCoreシリーズとなっていますがMicrosoftは要件を緩和する方向で検討に入りました。
一図の望みを託して朗報を待っているところです。
(追記 2021.7.25)
Windows11の機能の詳細が分かってきました。
Androidアプリも動くようになるのは興味あります。
でも急いで乗り換える必要もないかなと考えています。
2025年10月のサポート終了まで今のままで良いと考え始めました。
結論を急ぐとYouTubeの4K動画を再生した際、全く問題ありませんでした。
CPU使用率も30%位でした。
(追記)
YouTubeで4K動画を再生する際、60fpsを再生する場合はGoogle ChromeでなくMicrosoft Edgeで再生することをお勧めします。
Google ChromeだとCPU使用率が100%に達してしまうからです。
(追記 2021.7.25)
Windows10でもYouTube専用アプリが提供されました。
メモリ使用効率は非常に安定しています。
モニターはフルHDのままなのが物寂しい
折角、4K動画を堪能したいのにモニターは今のままです。
先に4Kモニターの購入も検討しましたが、新品だと4万円以上と高価なため、二の足を踏んでる状態です。
4Kモニター選びも重要で、単に4K(3840x2160)が表示できるモニターを選べば良い訳でありません。
リフレシュシートが60pか30pかを見極めなければなりません。
これを指す表記が商品によって、まちまちで良く判らないのが現状です。
モニターの入力端子の規格で見極めるのも一つの手です。
Display Portなら1.2以降が、60pに該当するそうですが一般的でないため搭載されてないモニターも多いのが現状です。
総称 | 解像度 | 色空間 | バージョン / Gbps/8bit depth | |||||
RGB | 1.0 & 1.1 | 1.2 | 1.3 | 1.4 | ||||
リフレッシュレート (Hz) | 8.64 (HBR) | 17.28 (HBR2) | 25.92 (HBR3) | 25.92 (HBR3) | ||||
1080p | 1920 x 1080 | 30 | Yes | Yes | Yes | Yes | ||
60 | Yes | Yes | Yes | Yes | ||||
120 | Yes | Yes | Yes | Yes | ||||
144 | Yes | Yes | Yes | Yes | ||||
165 | No | Yes | Yes | Yes | ||||
240 | No | Yes | Yes | Yes | ||||
1440p | 2560 x 1440 | 30 | Yes | Yes | Yes | Yes | ||
60 | Yes | Yes | Yes | Yes | ||||
120 | No | Yes | Yes | Yes | ||||
144 | No | Yes | Yes | Yes | ||||
165 | No | Yes | Yes | Yes | ||||
180 | No | No | Yes | Yes | ||||
4K | 3840 x 2160 | 30 | Yes | Yes | Yes | Yes | ||
60 | No | Yes | Yes | Yes | ||||
75 | No | Yes | Yes | Yes | ||||
120 | No | No | Yes | Yes | ||||
144 | No | No | No |
4Kテレビの入力端子を使おうとも考えているのですが、テレビの場合、Display Portを備えた品は皆無です。
一般にはHDMIポートを介して表示させていますが、こちらも規格がバラバラで気を付けないと失敗しそうです。
総称 | 解像度 | 8bit 4:4:4時の転送データレート | バージョン/最大データレート/8bit(CVT-R2) | |||||
Video Timing | 1.0 - 1.2a | 1.3 - 1.4a | 2.0 - 2.0a | 2.1 | ||||
リフレッシュレート | 3.96 Gbps | 8.16 Gbps | 14.4 Gbps | 42.6 Gbps (127.8 Gbps) | ||||
720p | 1280 × 720 | 60 Hz | Yes | Yes | Yes | Yes | ||
120 Hz | Yes | Yes | Yes | Yes | ||||
1080p | 1920 × 1080 | 60 Hz | Yes | Yes | Yes | Yes | ||
120 Hz | No | Yes | Yes | Yes | ||||
1440p | 2560 × 1440 | 30 Hz | Yes | Yes | Yes | Yes | ||
60 Hz | Yes | Yes | Yes | |||||
120 Hz | No | Yes | Yes | |||||
4K | 3840 × 2160 | 30 Hz | No | Yes | Yes | Yes | ||
60 Hz | No | No | Yes | Yes | ||||
120 Hz | No | No | Yes |
HDMI2.0でしかもレベルAでないと4K表示できても画質が落ちるそうで、商品カタログから、それを見極めるのは困難に近いです。
著作権保護も絡めると、もっと複雑
有料コンテンツの4K動画となるとコンテンツ保護の観点からHDCP2.2に対応してないと表示できないそうです。
HDMI2.0レベルAかつHDCP2.2対応のモニターとなると、最近販売されている3万円代の格安4Kテレビでは非対応な気がします。
だったらと4Kテレビを諦めて4Kパソコンモニターを見てみると、いきなり5万円以上します。
そもそも、このパソコンの出力端子の規格は何だ
失敗だったかもしれないのが、このパソコンのHDMIポートの規格を確認してない点です。
価格.comのクチコミによれば、非対応ぽいです。
ガッカリです。
(追記)
このパソコンの最新機種Inspiron 3881の「セットアップと仕様」というドキュメントでHDMI 1.4ポートと記載がありました。
グラフィック・ボードを増設して再チャレンジです。
(追記)
グラフィック・ボードは、MSI GT 1030 2G LP OC(約1万円)で行けそうです。
基本スペック | |||
---|---|---|---|
搭載チップ | NVIDIA GeForce GT 1030 | メモリ | GDDR5 2GB |
CUDAコア数 | 384 | SP数 | |
メモリバス | 64bit | メモリクロック | 6008MHz |
バスインターフェイス | PCI Express 3.0 x4 接続スロット:PCI-Express x16 | 解像度 | 8K(7680×4320) |
モニタ端子 | HDMI 2.0b DisplayPort 1.4 | 最大ディスプレイ接続台数 | 2台 |
消費電力 | 30W | ||
その他機能 | |||
ロープロファイル対応 | 〇 | 4K対応 | 〇 |
ファンレス | 補助電源 | なし | |
SLI | CrossFire | ||
LED制御機能 | DirectX | DirectX 12 | |
OpenGL | OpenGL 4.5 | HDCP | HDCP 2.2 |
サイズ | |||
幅x高さx奥行 | 159x69x19 mm |
(訂正)
モンブランさんの情報ではGeforce自体が4Kはイケテナイっぽいです。
となるとQuadroなのでしょうか。
NVIDIA Quadro P400 EQP400-2GER2だとスペックは次の様になります。
基本スペック | |||
---|---|---|---|
搭載チップ | NVIDIA Quadro P400 | メモリ | GDDR5 2GB |
CUDAコア数 | 256 | SP数 | |
メモリバス | 64bit | メモリクロック | |
バスインターフェイス | PCI Express 3.0 x16 | 解像度 | DCI 4K (4096 x 2160) |
モニタ端子 | miniDisplayPort 1.4 x 3 | 最大ディスプレイ接続台数 | 3 台 |
消費電力 | 30 W | ||
その他機能 | |||
ロープロファイル対応 | 〇 | 4K対応 | 〇 |
ファンレス | 補助電源 | なし | |
SLI | CrossFire | ||
LED制御機能 | DirectX | DirectX 12 (Shader Model 5.1)/DirectX 11~8.1 | |
OpenGL | OpenGL 4.6 | ||
サイズ | |||
幅x高さx奥行 | 150x68.9x14.5 mm |
(追記)
確かにグラボをQuadroにしたら4Kの設定はバッチリです。
出力カラーフォーマットも、ちゃんとYCbCr444で設定出来ます。ただし私の肉眼からは違いが全く判りません。
もっと言わせてもらうとYouTubeで動画を再生する際、誤って4Kで再生してるつもりが1080p60fspで再生しても全く異変に気付かない時があります。
実は再生時より撮影時の状況が重要で屋外で撮影した場合、日光の差し加減で全く趣が違ってきます。
やはり日差しが強い晴れた日の映像の方が栄えて見えます。
だから幾ら4Kで再生しても冴えない映像だと、どうしても、もっさり感じます。
折角4Kで再生するんだからという期待が大きい分、何か脳内に4K画像のイメージが出来上がっている様な気さえします。
つまり主観が多分に影響する非常にデリケートな分野に立ちいってる様な気がします。
なんかパソコンのレビューではなくモニター選びの話になってしまいました。
HDDは速攻SSD化
このパソコンを購入した時点では500GBの3.5インチHDDが実装されてましたが、速攻128GBの2.5インチSSDに換装しました。
だだ変換マウンタがないためSATAと電源ケーブルを接続しただけの固定されてない状態で使っています。
変換マウンタは購入予定で、2.5インチSSDを2枚装着できるもの(SATAポートが空いている事は確認済)を選びました。BIOS機能は未確認ですが、もう1つSSDを購入してRAID0化も同時にしようと考えています。
RAID0にすることで2つのSSDをOS上からは1つのディスクとして認識させ容量を増やす事が目的です。
Windows10 Proに有償グレードアップは痛手だった
このパソコンは2018年春に発売された機種なので、最初からWindows10 Homeがインストールされてた様です。
もっと古いパソコンだと、もともとWindows7がインストールされてたものを、中古PC業者が再生品としてWindows10でライセンス契約し直してインストールされてるものもあります。
こういった場合、プロダクトキーが2つ存在し(OAシールが2つ貼られている)余っているWindows7のプロダクトキーを使って無償バージョンアップが行えます。
仮にWindows7がProfessinalだった場合、無償でWindows10 proにバージョンアップ出来ます。
今回は、この手が使えないためグレードアップをどうしようか悩んだのですが、有償(1万4千円)でグレードアップしました。
(追記)
グレードアップした事で、新たなプロダクトキーが割り当てられたようです。
したがって、もともとインストールされていたWindows10 Homeのプロダクトキーが余った事になります。
地味に嬉しいです。
グレードアップする主な理由は、リモートディスクトップ接続をしたいからです。
家のパソコン構成は、ディスクトップPCが3台、ノートPCが1台で、それぞれLAN接続されています。
したがってノートPCからリモートディスクトップ接続して、ディスクトップPCを、それぞれ操作したい訳です。
(追記 2021.7.1)
大幅にPC構成が変わりました。
今はディスクトップPCが2台のみです。
1台がメインもう1台が予備というかたちです。
実はノートPCがもう1台スタンドアロンであります。
そのPCのOSはWindows10 Proです。
そこで、そのPCをグレードダウンして余ったプロダクトキーで、このPCをグレードアップしようとも考えました。
しかし、またクリーンインストールからやらないといけないので面倒で諦めました。
(補足)
通常であれば[設定]→[Windowsのエディションをアップグレード]を行えば良いのです。(それでもエラーになる場合が多い)
経験上、クリーンインストール(クリーンインストール中のプロダクトキー入力はスキップ)が完了してから[設定]→[ライセンス認証]でプロダクトキー入力するのが確実です。
リモートディスクトップ接続とは、所謂、遠隔操作の一種ですが、他にも方法はあります。
ChromeリモートディスクトップとVNCです。
どちらも操作性が低く、特にVNCはフル画面表示(無償バージョンだけかも)されないので画面が小さく見辛いです。
しかもクライアントPCから音が出ません。
ベンチマークは重い
一応FF15ベンチマークを試してみました。
一番軽量品質でも重いそうです。FF15ベンチマークが標準になる為の最低スペックを最低予算で組んでみる新企画を構想中です。
FF15公式サイトからスペック表が公表されていますので参考に載せておきます。
因みにFF14ベンチマークなら快適です。
FF14とFF15で何でこんなに差があるんでしょうか。後、気づいた事があれば、どんどん追記していきます。
乞うご期待。