橘たかし no 皆の仲間: 2021年5月8日土曜日

2021-05-08

買ってもいないhp Z230 Workstation SFFを妄想する事は罪なのか

はじめに

今回は、まだ買ってもいないhp Z230 Workstation SFFの紹介というか妄想をします。

★★★★☆ 4.0


今年の3月、4月そして5月のゴールデンウィークまでバタバタしてて、このブログもほったらかしでしたが、ここ最近まとまった休みがとれたので、こうやって投稿しています。

中古パソコンなんか、もう買わないと心に誓っていたのですが、またネットでいろんなパソコンを閲覧してるうちに妙に、このパソコンが気になって今回取り上げます。

と言っても、まだ購入前ですし焦って今取り上げる必要もないのですが、このコロナ渦で緊急事態宣言中の巣ごもり生活の中、暇ですし取り上げる事にしました。

ネットで見た情報だけで勝手に、このパソコンを評価する訳ですが実際に購入した後の評価と、どれ程食い違うかも見ものです。

スペック紹介

スペックを紹介すると以下の通りです。

基本スペック
筐体省スペース型CPU種類インテル® Xeon® プロセッサー E3-1226v3
CPUスコア
CPU周波数3.3GHz - 3.7GHz
コア数4二次キャッシュ容量 
三次キャッシュ容量8MBメモリ容量4GB
メモリ最大容量32 メモリ種類DDR3 1600MHz
全メモリスロット数4 空メモリスロット数3 
ビデオチップ NVIDIA Quadro K600ビデオメモリ1 
モニタ
画面サイズ 解像度 
タッチパネル モニタ接続 
ワイド画面 モニタ搭載機能 
ドライブ
ストレージ容量HDD:500GBHDD回転数7,200rpm
HDDインターフェイスSATA600光学ドライブDVD-ROM
ネットワーク
LAN10/100/1000 Mbps 無線LAN
Bluetooth   
チューナー
地上デジタルチューナー BSデジタルチューナー 
110度CSデジタルチューナー BS4Kチューナー 
110度CS4Kチューナー   
ソフト
OSWindows 10 Pro 64bitOffice詳細 
その他機能
生体認証 ゲーミングPC 
インターフェースVGA×1
Display Port×1
USB 2.0 × 10
USB 3.0 × 4
その他機能 
カラー
カラーブラック  

購入の決め手は

今回このパソコンを購入しようと思った決め手はCPUが4コアという事とグラボのQuadro K600の性能です。

私にとって4コアCPUを搭載したパソコンは初めてです。

今まで使っていた2コアCPUで性能的に全く不満はありませんがZOOMで4コアCPUを推奨されてると知り、それから4コアCPUが気になっていました。

デュアルおよびシングルコアでは画面共有時のフレームレートが低下するそうで(毎秒約5フレーム)最適な画面共有パフォーマンスを得るには、4コアCPU以上を推奨しています。

Xeonには別段思い入れはありませんがCoreシリーズより信頼性が増すといったところでしょうか。

具体的にはECCメモリ対応している事を指しますが市販の一般のメモリはECC対応してないのがほとんどで無意味といえば無意味です。

(追記)

メモリがECC対応か確認する方法を説明します。
コマンドプロンプトで"wmic MEMORYCHIP get DataWidth,TotalWidth"と入力し表示された左右の数字が一致すればECC未対応です。

グラフィックボードにQuadro K600が搭載されてる方ですが単純に4Kがサポートされてる程度しか情報がなくDP1.2に対応してくれてれば良いと期待しています。

私が今使っているモニターのDPは既存のパソコンで既に使用中のためDPからHDMIへ変換して繋げようと考えていますのでケーブルの仕様でグレードが落ちてしまう事も考えられます。

(追記)

予想は的中し4K(3840×2140)では認識されずFHD(1920×1080)までしか認識されません。

仕方ないので毎度お馴染みのヨドバシ.comでDisPlay Portケーブル(Ver1.2仕様)を注文したところです。

(追記の追記)

早速、新しいケーブルが届いたので差し替えてみました。

バッチリ4Kで今度は認識出来ました。

最初からメモリ8GBは地味にうれしい

個人的にはCPU性能よりメモリ容量が重要と思っています。

(追記)

最初にお断りしておきます。

ポチル直前で気が変わりCPUが1世代新しいXeon E3-1226 v3のhp Z230 Workstationを注文してしまいました。

こちらはメモリ4GBしか搭載されていません。

最低8GBないと基本動作も重く使い勝手が悪いです。

だから購入当初から8GBのメモリが積んであるのは有難いです。

しかも空きスロットが2つあるので8GB(4×2)増設して16GBにして動作にどの程度違いがあるか試してみたいです。

ただし既に刺さっているメモリがECC対応だった場合、増設したメモリがECC未対応だったら、ちゃんと機能するか不安です。

(追記)

搭載されてたメモリをチェックしたところECC対応のものでした。

増設するメモリもECC対応にするという考え方もありますが、価格が約3倍も違うため一寸躊躇ってしまいます。

最後にFF15ベンチマークで「動作困難」が出ない事を期待していますがCPU性能は問題ないとしてグラボ性能が一寸不安です。

いずれにしても追記を御期待下さい。

※ここから購入後のレビューです。

いきなり不満爆発

届いた箱を開封して、いきなり不満爆発です。

電源ケーブルが付いてません。

注文したショップの注文画面を良く見たら「付属品なし」と表示されてました。

「届いた日から直ぐお使い頂けます」とも記載されていますから電源ケーブルなしで、どうやって使うんだと憤りながら別のPCの電源ケーブルを引っこ抜いて動作確認です。

中古パソコンは在庫期間が結構長い物が多く、このパソコンも去年OSをインストールしたままのものでWindows10のバージョンが1909のままでした。

ご存知の様にバージョン1909は今年の5月11日で期限切れのなのでWindows Updateが1909と20H2が混在して2時間以上経っても終わらない状態になってしまいました。

もともとSSDに換装する予定でしたのでSSDに換装してWindows10をクリーンインストールしました。

CPUは満足の性能でもQuadroは微妙

CINEBENCH R15の値は535と期待以上の値でした。
第3世代Core i7の4コア8スレCPUより値が高いのでFF15ベンチマークも期待できそうです。

一方Quadroですが目標の50fpsに届きませんでした。
専用メモリが1GBなのとシステムメモリも今4GBなのが影響した様に思います。

早速システムメモリを8GBに増設しようとヨドバシ.comに注文したところです。

メモリを増設して、どれだけ改善されるか期待したいですが、いずれにしてもFF15ベンチマークの好結果に黄信号です。

(追記)

予想通りFF15ベンチマークは「動作困難」でした。
スコアが1000も越えられなくて一寸ショックです。

メモリを増設してリベンジです。
メモリ8GBでも測ってみましたが結果は大して変わりませんでした。

4K動画再生は痛み分け

YouTubeの4K動画の再生は条件付きですが問題ありませんでした。

CPU使用率も60%位ですしGPU使用率も30%程度で処理能力として安定していると思います。

ただし4K動画でも60fpsになると話が変わります。

途端にCPU使用率が100%に達してしまい動画再生が時々もたつきます。

恐らくグラフィックボードの専用メモリの容量が1GBでは足りなくて最低でも2GBないと安定しないのだと思います。

グラフィックボードをGeForce GT 710 2GBに換装して4K60fpsを再生してみました。
CPU使用率は相変わらず100%のままですがGPU使用率も85%位に上がっています。

再生のもたつき感もかなり改善されました。

やはり専用メモリの容量が足りなかったのだと思います。

ただし出力フォーマットはYCbCr420しか指定できません。
とは言って画質の違いは私の眼には全く判りません。

また追記します。