はじめに
今回は、まだ買ってもいないhp Z230 Workstation SFFの紹介というか妄想をします。
★★★★☆ 4.0 |
今年の3月、4月そして5月のゴールデンウィークまでバタバタしてて、このブログもほったらかしでしたが、ここ最近まとまった休みがとれたので、こうやって投稿しています。
中古パソコンなんか、もう買わないと心に誓っていたのですが、またネットでいろんなパソコンを閲覧してるうちに妙に、このパソコンが気になって今回取り上げます。
と言っても、まだ購入前ですし焦って今取り上げる必要もないのですが、このコロナ渦で緊急事態宣言中の巣ごもり生活の中、暇ですし取り上げる事にしました。
ネットで見た情報だけで勝手に、このパソコンを評価する訳ですが実際に購入した後の評価と、どれ程食い違うかも見ものです。
スペック紹介
スペックを紹介すると以下の通りです。
基本スペック | |||
---|---|---|---|
筐体 | 省スペース型 | CPU種類 | インテル® Xeon® プロセッサー E3-1226v3 |
CPUスコア | CPU周波数 | 3.3GHz - 3.7GHz | |
コア数 | 4 | 二次キャッシュ容量 | |
三次キャッシュ容量 | 8MB | メモリ容量 | 4GB |
メモリ最大容量 | 32 | メモリ種類 | DDR3 1600MHz |
全メモリスロット数 | 4 | 空メモリスロット数 | 3 |
ビデオチップ | NVIDIA Quadro K600 | ビデオメモリ | 1 |
モニタ | |||
画面サイズ | 解像度 | ||
タッチパネル | モニタ接続 | ||
ワイド画面 | モニタ搭載機能 | ||
ドライブ | |||
ストレージ容量 | HDD:500GB | HDD回転数 | 7,200rpm |
HDDインターフェイス | SATA600 | 光学ドライブ | DVD-ROM |
ネットワーク | |||
LAN | 10/100/1000 Mbps | 無線LAN | |
Bluetooth | |||
チューナー | |||
地上デジタルチューナー | BSデジタルチューナー | ||
110度CSデジタルチューナー | BS4Kチューナー | ||
110度CS4Kチューナー | |||
ソフト | |||
OS | Windows 10 Pro 64bit | Office詳細 | |
その他機能 | |||
生体認証 | ゲーミングPC | ||
インターフェース | VGA×1 Display Port×1 USB 2.0 × 10 USB 3.0 × 4 | その他機能 | |
カラー | |||
カラー | ブラック |
購入の決め手は
今回このパソコンを購入しようと思った決め手はCPUが4コアという事とグラボのQuadro K600の性能です。
私にとって4コアCPUを搭載したパソコンは初めてです。
今まで使っていた2コアCPUで性能的に全く不満はありませんがZOOMで4コアCPUを推奨されてると知り、それから4コアCPUが気になっていました。
デュアルおよびシングルコアでは画面共有時のフレームレートが低下するそうで(毎秒約5フレーム)最適な画面共有パフォーマンスを得るには、4コアCPU以上を推奨しています。
Xeonには別段思い入れはありませんがCoreシリーズより信頼性が増すといったところでしょうか。
具体的にはECCメモリ対応している事を指しますが市販の一般のメモリはECC対応してないのがほとんどで無意味といえば無意味です。
(追記)
メモリがECC対応か確認する方法を説明します。
グラフィックボードにQuadro K600が搭載されてる方ですが単純に4Kがサポートされてる程度しか情報がなくDP1.2に対応してくれてれば良いと期待しています。
私が今使っているモニターのDPは既存のパソコンで既に使用中のためDPからHDMIへ変換して繋げようと考えていますのでケーブルの仕様でグレードが落ちてしまう事も考えられます。
(追記)
予想は的中し4K(3840×2140)では認識されずFHD(1920×1080)までしか認識されません。
仕方ないので毎度お馴染みのヨドバシ.comでDisPlay Portケーブル(Ver1.2仕様)を注文したところです。
(追記の追記)
早速、新しいケーブルが届いたので差し替えてみました。
バッチリ4Kで今度は認識出来ました。
最初からメモリ8GBは地味にうれしい
個人的にはCPU性能よりメモリ容量が重要と思っています。
(追記)
最初にお断りしておきます。
ポチル直前で気が変わりCPUが1世代新しいXeon E3-1226 v3のhp Z230 Workstationを注文してしまいました。
こちらはメモリ4GBしか搭載されていません。
最低8GBないと基本動作も重く使い勝手が悪いです。
だから購入当初から8GBのメモリが積んであるのは有難いです。
しかも空きスロットが2つあるので8GB(4×2)増設して16GBにして動作にどの程度違いがあるか試してみたいです。
ただし既に刺さっているメモリがECC対応だった場合、増設したメモリがECC未対応だったら、ちゃんと機能するか不安です。
(追記)
搭載されてたメモリをチェックしたところECC対応のものでした。
増設するメモリもECC対応にするという考え方もありますが、価格が約3倍も違うため一寸躊躇ってしまいます。
最後にFF15ベンチマークで「動作困難」が出ない事を期待していますがCPU性能は問題ないとしてグラボ性能が一寸不安です。
いずれにしても追記を御期待下さい。
※ここから購入後のレビューです。
いきなり不満爆発
届いた箱を開封して、いきなり不満爆発です。
電源ケーブルが付いてません。
注文したショップの注文画面を良く見たら「付属品なし」と表示されてました。
「届いた日から直ぐお使い頂けます」とも記載されていますから電源ケーブルなしで、どうやって使うんだと憤りながら別のPCの電源ケーブルを引っこ抜いて動作確認です。
中古パソコンは在庫期間が結構長い物が多く、このパソコンも去年OSをインストールしたままのものでWindows10のバージョンが1909のままでした。
ご存知の様にバージョン1909は今年の5月11日で期限切れのなのでWindows Updateが1909と20H2が混在して2時間以上経っても終わらない状態になってしまいました。
もともとSSDに換装する予定でしたのでSSDに換装してWindows10をクリーンインストールしました。
CPUは満足の性能でもQuadroは微妙
CINEBENCH R15の値は535と期待以上の値でした。
第3世代Core i7の4コア8スレCPUより値が高いのでFF15ベンチマークも期待できそうです。一方Quadroですが目標の50fpsに届きませんでした。
専用メモリが1GBなのとシステムメモリも今4GBなのが影響した様に思います。早速システムメモリを8GBに増設しようとヨドバシ.comに注文したところです。
メモリを増設して、どれだけ改善されるか期待したいですが、いずれにしてもFF15ベンチマークの好結果に黄信号です。
(追記)
予想通りFF15ベンチマークは「動作困難」でした。
メモリを増設してリベンジです。
4K動画再生は痛み分け
YouTubeの4K動画の再生は条件付きですが問題ありませんでした。
CPU使用率も60%位ですしGPU使用率も30%程度で処理能力として安定していると思います。
ただし4K動画でも60fpsになると話が変わります。
途端にCPU使用率が100%に達してしまい動画再生が時々もたつきます。
恐らくグラフィックボードの専用メモリの容量が1GBでは足りなくて最低でも2GBないと安定しないのだと思います。
グラフィックボードをGeForce GT 710 2GBに換装して4K60fpsを再生してみました。
CPU使用率は相変わらず100%のままですがGPU使用率も85%位に上がっています。再生のもたつき感もかなり改善されました。
やはり専用メモリの容量が足りなかったのだと思います。