橘たかし no 皆の仲間: 2021年7月16日金曜日

2021-07-16

第2回 これからの資産形成はどうあるべきか

プロローグ

第1回から7年経っての第2回を投稿します。

かなり時が経ってしまいました。

今回のテーマは「不労所得」です。

人は働かずして幾らお金があれば生きていけるのでしょうか。

ちょっと不謹慎なテーマですが真面目に話します。

大金を手にできたかもしれない話

今米国の株式市場が活況です。

ニューヨーク株式相場は過去最高値を更新し続けています。

出典:楽天証券

私は過去、米国株に投資した経験があります。

2009年7月にMicrosoft株を1株23ドル50セントで10株保有していました。

2021年7月現在Microsoft株は1株280ドル50セントです。

11年間に12倍に値上がりしています。

280.5 - 23.5 × 10 = 2,570 (US$)

今の為替レートで日本円に換算すると次の通りです。

2,570 × 109.8 = 282,186 (円)

11年前はかなり円高でしたので2万円とせこい額じゃなく200万円くらいドーンと投資していれば3,000万円以上にはなったはずです。

体の力が抜けます。(腰砕け)

でも私に才覚がなかっただけです。

翌月には僅か20セント値上がりしただけで売ってしまっています。

手数料の方が高くて米国株より日本株に投資した方がましくらいにしか思っていません。

今の株式市場のトレンドを軽く解説

今の株式市場のトレンドを簡単に解説します。

今の東京の株式は完ぺきにニュートラルです。

つまり上昇基調でも下降基調でもありません。

つまり売りも買いも手掛けずらい状況です。

理由は2つあります。

1つが上昇基調になる判断材料ですがコロナ禍で政府支出が著しく増えています。

つまり近々には金融引締めしない基調が続きます。

つまり金利は低いままで株式市場に政府支出で溢れた金が潤沢に入ってきます。

2つ目が下降基調になる判断材料ですが、これも新型コロナの関係でこれ以上コロナ禍が続けば、どうしても景気後退は避けられません。

したがって今後企業業績の落ち込みで株式市場も弱気になります。

その両方の思惑が入り乱れた今状態です。

こいったトレンドでの投資の仕方の王道はテーマ株を手掛けることです。

テーマ株とはトレンドに関係なく、その企業なり業種に限った情報を手掛かりにした株に投資する方法です。

しかし個々の案件を個人レベルで調べ上げるのはかなり難しいので一般には、こういったトレンドでは一旦お休みするのが常道です。

老後2000万円問題

過去に年金だけでは資産が不十分で、それとは別に2,000万円の預貯金がないと老後を安心して暮らせないと財務省が試算を公表した事がありました。

ですので3,000万円が庶民に如何に大金かが分かります。

では実際に不労所得は幾らあればよいのでしょうか。

毎日ワンコイン生活

普通にサラリーマンをして35年間働いて65歳から年金生活したとします。

ざっくりした計算だと1日500円を食費にあてると終身生活できそうです。

現役時代の昼食代をワンコインで済ませた方には溜息がでる話です。

しかし、これが現実です。

ただし、これには条件があります。

住居は必ず持ち家が必要です。

しかも現役時代にローンの返済を済ませることが条件です。

老後も賃貸住宅に住む場合、地方の住宅(家賃3万5千円以下)でないと無理です。

最近TVで人気の「ポツンと1軒家」とか観ると結構大きな藁葺き屋根の家に住んでいます。

そうした生活も良しとお思いの方にはお勧めです。

1日500円の食費は結構大変です。

でも工夫次第では不可能ではありません。

エピローグ

本編ではお金の話ばかりして気分を害された方も、いらっしゃったと思います。

ここから、もっと気分を害する話をします。

実は自分の横にいくら札束を積み重ねても隣人の脇にも札束が積みあがってないといけないとお気づきだったでしょうか。

たとえば仮に私の脇に札束が積みあがったとします。

私はおもむろに、その札束を鷲掴みにして家を飛び出します。

さてフランス料理フォアクラを食べようと商店街に向かいます。

でも、そんな店一軒もありません。(昔は駅前にフランスの田舎料理を扱う店が1軒あった)

銀座、六本木、赤坂あたりに行かないと、ありつけないのでしょう。

そんな食材を東京の片隅で扱っても誰も客が来ないのでやってません。

つまり豊かさとは私一人では享受出来ないのです。

隣人も同様に豊かになって、はじめて享受出来るのです。

一般に自分だけ金持ちになれば何でも独り占め出来ると勘違いしています。

逆です。

隣人も金持ちにならないと本当の豊かさは訪れないのです。

つまり今回お話した行は全く無駄だったかもしれません。

ご愁傷様でした。

鱶鰭ラーメン

パチンコ店を経営する男が脱税で浮いた金で近所の中華料理店「火車飯店」で、お昼に鱶鰭ラーメンを食べるのが日課だ。

この日も、いつものように、その店にやって来たが鍵がかかって人気がない。

「ちぇ、ここもコロナで閉じやがった。」

仕方なく男は隣の牛丼屋の自動ドアをくぐった。

ここも明日閉店することを男は知らない。

回転寿司

地球温暖化による魚の異常発生で御寿司が一皿10円

20皿食べても牛丼より安い

これが未来が掲げるイノベーションか

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