橘たかし no 皆の仲間: 2018年10月24日水曜日

2018-10-24

Windows 7 & Office 2010 が 2020 年 サポート終了

2020年1月14日にWindows7そして2020年10月13日にOffice2010の全てのサポートが終了します。

もうすぐ4月ですが・・・のタイトルでWindowsXPのサポート終了に関連してブログを載せたのが2014年でした。

あっという間に次期バージョンに備える時がやってきました。

とは言っても当時と今ではMicrosoftの戦略が大幅に変わりました。

意外なご報告が出来ると思います。

Microsoftは今まで多くのバージョンのOSを管理して重い負担を強いられていました。

そこでWindows10に多くのユーザーを誘導してOSの一本化を図ろうとしています。

したがって次の動画でご報告する通り今なお無償でアップグレードを行っています。

私のパソコンとプリンタのメーカー(NEC、Canon)はWindows10には対応しない旨公表していました。

ところが、いざインストールしてみると全く問題なく出来ました。

動画でも解説している様に今回のOSは自らドライバー等を本気で検索してくれる(昔のプラグ・イン・プレイの様なごまかしではなく)みたいです。

ただメーカーがサポートしない以上不具合が発生してもドライバーの修正等、全く期待できません。

自己責任でバージョンアップは行ってください。

使ってみた感想

触っていくうちにWindows7と変わりなく使えるので安心しました。

Windows7の時に使っていたアプリも問題なく動いています。

フォト、ミュージック、映画&テレビという所謂、写真、動画、音楽をディレクトリを超えて一つのサイトに集約して管理するツールが追加されました。

スマホ(特にアンドロイド)がディレクトリを意識せずギャラリーをタッチすれば写真と動画が一度に見ることができるのを意識した作りになっています。

写真はWindows7だとフォトビュアーでしたがスライドショーでないと全画面表示していませんでした。

Windows10だと写真1ファイルからクリックすると表示が可能になっています。

他にも新機能は、いろいろあります。

使い方も良く分からないのでスタートメニューからは、すべて削除しました。

インターネットブラウザもIEからMicrosoft Edgeに変わったみたいです。

興味がないのでChromeのままです。

Cortanaは面白そう

マイクを実装するとCortanaが使えます。


同じ機能としてSiriが有名ですが私は使った事がないので比較できません。


いずれにしてもPCに話しかけると返答してくれます。


一人暮らしも、これで寂しさを紛らわしてくれそうで近未来を予感させます。

(追記 2021.8.18)

今はAmazonのAlexaをのみ使ってます💓

Office2010はどうする

最後にOfficeについても触れておきます。

OfficeはOffice Onlineというサイトにサインインすると無償でWordとExcelが使えます。

使ってみた感想ですが、かなり機能が限定されてます。

Wordだと半角と全角の変換が使えません。

校閲の履歴も残せません。

差し込み印刷など出来るはずもありません。

自宅で使うとしたら年賀状作りくらいですが、それも無理です。

Excelは使える関数が限られています。

また関数を指定してfxをクリックしてもポップアップ画面が表示されません。

いちいち関数式を自力で完成させなければなりません。

私の場合、自宅でWord、Excelを使う理由は会社の資料作りです。

「あそこ、ああでなくこうすれば良かった。」といった同じ環境を再現して反省するためです。

なので職場と同じバージョン(Office2016)でないと都合が悪いところがあります。

補足(Microsoft Office 365)

とうとう万策尽きてMS Office 365を契約してしまいました。

理由は主に以下の3つです。

(1)結局、慣れ親しんだ機能は他のアプリでは補足不能

具体的にはWordの差し込み印刷(特に年賀状印刷)機能の細かな(郵便番号の印字位置の微調整など)ところがサポートされていない為です。

Wordでは全角文字の半角変換や変更履歴といった機能も他のアプリ(特にKINGSOFT OFFICE 2016)には在りません。

Excelだと漢字のルビをふる機能はOffice 2016になって精度が上がったおかげで名前を何と読むか確認する際、非常に重宝しています。

これからOfficeを使おうという初心者には、どうでも良い機能かもしれません。

今の仕事の中で、どうしても避けられない作業に組み込まれている為やむ負えません。

こういった現象は、ずっとMS Officeがバージョンアップしていった歴史の中でバージョンアップするからにはと追加していった新機能なのでしょう。

最初は保険をかけるつもりで盛り込んだ新機能が最終的には、それがあったおかげで生き延びられた形になった訳です。

Excelだとグラフ機能なども色んな機能が追加されてきましたが全く使っていません。

皮肉なものです。

(2)Microsoft Office 2016が入手不能

MS Office 2016をメディア(DVDなど)で入手する事は全く不可能に近いです。

Amazonなどで販売されているのは、ほぼ海賊版と言っていいでしょう。

全くプロダクトキーが出鱈目です。

仮にインストールに成功しても数ヵ月経つと再度プロダクトキーの認証要求があります。

そこで始めて海賊版と気づくケースがあります。

そこで唯一救いとなるのがMS Office 2016がプレインストールされたパソコンを購入する方法です。

これもOffice365がリリースされてから、ほぼ購入困難になりました。

KINGSOFT OFFICE 2016もネーミングが類似しています。

Google検索しても、そちらも検索結果に表示されるため更に困難になっています。

(3)1ライセンスで複数パソコンにインストール可能

Office365の特徴は今までと違いライセンス契約を結びます。

1年契約(1ヵ月契約もあり)でライセンス料(1万2千円程度)を支払います。

契約期間が過ぎると改めてライセンス料を支払う契約です。

だだしライセンスを取得すれば何台でも好きなだけPCにOffice365をインストール出来ます。

(訂正)

無数のPCにインストールできる程世の中甘くなかった。

大体5台のPCにインストールすると警告が表示される。

管理サイトを開くと

「こんなPCにもインストールしたったけ❓」

というPCにインストール済になっていたりするので削除して今に至っている。

私も今3台のPCにインストールしています。

今後家族のPCにもインストールする必要があります。

だから思い切って真っ当な手段に踏み切りました。

(注記)

追加のパソコンにインストールする際気を付けなければいけない点が発生しました。

契約して最初に送られてくるMicrosoftからのメールは必ず保存しておきましょう。

ただMS Officeのサイトへログインしてインストールしようとするとプレミアムへの移行を催促されます。

上手く通常インストールのサイトが表示されません。

そこで最初に送られたメールに記載されたURLからアクセスしないといけません。

面倒な方はここをクリックして下さい。


おまけ

因みに2014年に購入した中古パソコンでもWindows10にアップグレードを試みました。

が失敗しました。
原因はディスプレイのドライバーがWindows10には対応できてなかったらしいです。

CPUもCeleron Mです。

メモリも2GBなりません。

インストール出来たとしても動作が鈍かったと思われます。

今回Windows10にアップグレードしたPCのメモリは2GBから4GB(価格は2.000円程度)に増設してありました。

動作速度はWindows7と、さほど変わりませんが若干遅く感じる時もあります。

CPUがCore2 Duoと数世代前のものなので、これも影響してると思われます。

(追記)

始めてWindows10のインストールをしてから後12台のパソコン(物好き🐽)へインストールを試みました。

一応上手くいっています。

インストールに成功した機種を次に挙げておきます。


NEC VersaPro VF-7

DELL Optiplex 380
HP Compaq 6000 pro
HP Compaq 6200 pro
TOSHIBA dynabook Satelite B352/W2CF
FUJITSU LIFEBOOK LH52/C
ASUS K53U
FUJITSU LIFEBOOK AH53/G
acer travelmate B113 V1VCC
TOSHIBA dynabook Satellite TX/66G
DELL Optiplex 755
HP Z230 SFF Workstation🆕

ただし他のサイトでも報告されている通り認識されないデバイスも存在し注意が必要です。


たとえばNEC VersaPro VF-7ではPADが認識されなくなりました。

仕方なく外付けのマウスで代用しています。

他の方の報告ではLANポートが死んでしまって使えないけどWi-Fi接続なので問題ないそうです。


(追記の追記)

FUJITSU LIFEBOOK AH53/Gはマイクが認識されませんでした。

Realtek HD Audio ドライバ 6.0.8773.1 WHQLというサイトで最新のオーディオドライバを入手して更新すれば認識されました。

最初に挙げたケースはディスプレイだったので全く使い物にならない重大なケースだった訳です。


巷ではプロセッサーの動作周波数は2.0GHz以上ないと厳しいという報告がされています。

私のTOSHIBA Dynabookのプロセッサーは1.70GHzですがコアの数が2なのでサクサク動いています。

以下の裏技(?)を使うと随分パフォーマンスが改善されますので試す価値ありです。


(1)OneDriveはオフ

これってMicrosoftに登録すると勝手にクラウドドライブに作成したファイルを保存してくれるという代物です。

はっきり言って無駄なのでオフしておくと良いです。

(訂正)

今はOneDriveの素晴らしさに目覚め活用しまくりです。

スペックの低いパソコンを何とか使いこなす為には仕方ありませんがお薦め出来ません。

やり方は設定→アプリ→スタートアップからMicrosoft OneDriveをオフにします。
(2)パフォーマンスオプションはシンプルイズベスト

アイコンの陰影やアニメーションを駆使したカッコイイ演出は実益優先派には全く意味が無いです。

チェックを外してしまいましょう。

Windowsシステムツール→コントロールパネル→システム→システムの詳細設定→パフォーマンスの設定を変更します。
3か所だけチェックを入れて後の項目はチェックを全て外します。

(3)SysMainは無効に

システムの維持向上を図るためのサービスですが無効にしておきます。

スタートメニュー→システム管理ツール→サービスを起動し設定を無効にします。
これだけで結構サクサク動くはずです。

お試しを

補足の補足

補足の補足ですが後日判明したことがあります。

今回、私がアップデートしたWindows10は32bitです。

(追記 2021.7.3)

Windows11から64bitのみに

もともとWindows7が32bitだったのでアップデートの際32bitしか選択できません。

そもそも32bit OSとはメモリを4GBフルに認識できないらしく(およそ3GBまで)あまり意味をなしません。

そこでアップデートも必要ですが32bitから64bitへのアップグレードも必ず必要になってくる案件だと分かりました。

(追記)

具体的にWindows 10が64bitでないと困るかと問われればファイナルファンタジーXIVのベンチマークテストが使えない位です。
Microsoft Officeやメール、YouTube閲覧で使用する限りでは全く32bitでも問題ないです。

一旦、32bitのWindows10へアップデートしたのち64bitのWindows10がプレインストール可能と解説されたサイトも散見されます。

私のPCでは無理でした。

そこで8千円はたいて64bitのWindows7がインストールされたディスクトップPCをAmazonで注文したところです。

↓↓↓こんな悠長なこと言ってる場合でなくなりました続編を乞うご期待!!

これで今年の大仕事は終わりです。

ゆっくり良い年の瀬を迎えられそうです。

それでは皆さん、よいお年を・・・