民主主義の醍醐味は多数決にある。
多数決とは或る議案に対し審議を尽くした後に決を採り多数だった案を採用する事を指す。
但し少数意見も尊重するとある。
最後の少数派にも恩恵を与える点が味噌である。
即ち只、大勢だけを優位にするのでなく反対派も考慮せよと言うことだ。
ここが資本主義と違うところだ。
つまり資本主義では資本を持たない労働者は何も恩恵を得ることなく搾取されるのみである。
賃金は只の労働に対する代償にしか過ぎない。
よって労働で得た財は自らの生命の維持にのみ費やされ何も新たな価値を生まない。
よって半永久的に資本家の下に労働者は置かれる。
たとえ革命が起ころうと、その革命による新たな資本家が生まれるだけである。
つまり資本主義のみでは人間が真の自由は得られず、それを民主主義で補いたいが無駄なようだ。
さてシリーズ生活の知恵の第3回目だが、小生はカラオケを薦める。
それは労働者にとって唯一のオアシスである。
なぜなら現実逃避できるからである。
ほんのひと時でもスター気分が味わえるし恋愛の手札にもある。
よって薦める。
尚、折角歌うのであれば上手いに越したことはない。
是非、プロに付いて練習されたい。
因みに小生は柴崎コウの「月のしずく」を練習中である。
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