橘たかし no 皆の仲間: 2018

2018-12-30

恒例!?平成30年流行大賞番付表

今年も余すところ一日を切ったが、今年も恒例の流行大賞の番付を発表する時が来た。

では、さっそく発表する。

横綱 Windows10バージョンアップ

これに関しては、当ブログで発表ずみなので、そちらを参照されたい。

尚、ここで敢えて触れておくとしたら、Windows10にした証として新たなフォントが追加された。

💗とか🏇とか( ´艸`)は違うか。

大関 USB起動Linux
パソコンOSとしてMicrosoft WindowsだけでなくLinux(リナックス)という別のOSが存在する。

因みにandroidはLinuxがカーネルになって開発されたものだ。

Linuxはオープンソースなので、さまざまな亜流のOSがある。

Ubuntu(ウブンッ)とか有名で私は10年前の若かりし頃Ubuntuをインストールした経験がある(Ubuntu 9)。

しかし、その時WindowsXPとパーテーションで分割しておいたつもりだったが見事に上書きしWindowsXPのデータをすべて失った経験を持つ。

そのUbuntuインストールメディアをUSB(当然、DVDでも可)に作成し、USBからBootするとUbuntuが起動され『お試し』を選択するとOSをインストールすることなくUbntu OSの動作確認ができるというもの。

因みに、現在はHDDへインストールを行い、BIOSが起動されるとWindows10とUbuntuどちらを起動するか選択出来る様にしてある。

これに関しては、来年、詳細を報告する予定だ。

関脇 IDタグ編集(ジャケット編)
Mp3tagというアプリでMP3ファイルのタグが編集できちゃう話だ。

このタグには画像情報も含まれており詳細は、ここを参照されたい。

小結 液晶テレビPC画面化

12月1日より4K衛星放送が始まった。

2年前から家の液晶テレビ(LVW-225K)にはPC入力端子がついている事は知っていて繋げた事もあるがフル画面でなく4:3画面にしかならないので

「やっぱ所詮テレビだから使えない」

と諦めていた。

ところが今回の件を期に気を取り直して設定をいじっていたらPCとTVで設定できる解像度のパターンに気が付いた。

PC               TV
1280 × 800    1280 × 768
1280 × 768    1280 × 720
1280 × 720
1280 × 600

同じ解像度に揃えればフル画面になる?
ドンピシャ!フル画面にできた。

前頭 HDDのSSD化

コジコジさんのYouTube投稿動画を参考にチャレンジした。

このPCが正にSSD化されたものだ。

一つ想定外だったのがノートPCのHDDをSSD化する場合、本体の厚みが7mmか9.8mmか確認する必要がある点だ。

基本HDDは9.8mmでSSDは7mmなので2.8mmかさ上げしないと上手く収納できない。
そこでスペーサーなるものを購入して、かさ上げするらしいのだが納品まで待ってられない。

そこで取説を下敷きにして、やってみたら見事にハマった(クッション代わりになっていいかも💗)。

十両 IDタグ編集(音量編)
最後がMP3ファイルの音量もタグで調整できる話だ。

Mp3Gainというアプリを使えば、すべてのMP3ファイルの音量を89㏈に統一してくれる。

電車やバスで急に音量がでかい音楽が始まる時など閉口していたが、このおかげで気にする必要が無くなった。

番外編

番付には漏れたが嬉しい出来事があった。

MP3プレーヤーの復活だ。
Gパンのポケットに入れたまま洗濯してしまい全く起動しなくなっていた。

もう10年以上前の事で全く諦めていた。

記憶は定かでないが同じ目にあったメカをドライヤーで乾かしたら見事に復活する動画を観たのを思い出した。

10年前なので自然に十分乾燥しているだろうと電池だけ交換し電源ONしたら見事に起動した。

当時の音源も遜色なく再生できた。

単純に嬉しい💑

さて以上で発表は終わりだ。

来年は、どんな年になるか楽しみだ💑



2018-10-27

MP3に画像を埋め込む!?

音楽ファイル(MP3等)には音楽情報(曲名、歌手名、作曲者名等)を埋め込む(IDタグ)ことが出来ます。

ID3v2というバージョンだと画像ファイルも埋め込むことができます。

そうした編集が出来るアプリとしてMp3tagがあります。

今回は、これを使った私のオリジナル・ジャケットを幾つかご紹介します💗
山下達郎の「BOMBER」の当時のジャケットです。

曲名もカタカナだし、からふる過ぎる文字も気に入らなくて、こうしました。
かなり曲調に近いイメージのジャケットになったと思いませんか?

ポイントは山下達郎さんの1980年代の画像はネットで検索しても、ほとんどなく探すのに苦労した点と曲名を縦向きに配置するテクニックを使ったところです。
Judy and Maryの「帰れない2人」です。

ネットでこの画像を見つけた時は即これだと思いジャケットにしました。
今一番のお気に入りは、シーナ&ザ・ロケッツの「Lemon Tea」です。

うたパスから曲をダウンロードした際のジャケットは、お決まりのベスト・アルバムのもので使い回された画像が嫌で自分で作りました💗

PUFFYのヒットした2曲です。

オリジナルのジャケットはイラストの二人が写ったものでしたが実写の方が雰囲気はいいと思います。
最後はブラック・ビスケッツの「Timing」です。

3人グループですが残り2人はカットしてビビアン・スーひとりのカットにしました。

デザインもヨーロッパのクラッシック音楽を意識して作りました。

曲調と全く違う落ち着いた雰囲気になって、そのギャップが気にいています。

(追記)

ジャケットを自分オリジナルにしたのは良いのですが音楽を再生する際に、どうしても、このジャケットをフルに表示してくれるツールがなくて色々試していました。
遂に、それを発見しました。

以外にも、ごく身近にありました。

OneDriveです。

スマホアプリのOneDriveなら見事にフル表示してくれます。
単純に嬉しい❥

(追記)

もう少しオリジナルジャケットの良さをお話しします。

[Alexandros]のワタリドリという曲が大好きで自分はこの画像を埋め込みました。
この曲にはこの画が一番合ってると思います。

やんちゃでふざけた感じがとても曲調に合っていると思います。

転載防止のためのSAMPLEの文字も逆にふざけてて良さを更に引き出しています。

曲だけ聴いてるのも良いのですが、この画を見ながら曲を聴くと幸せな気分になるのは偶然でしょうか。

どうでしたか?皆さんも興味があれば一度試してみたら如何でしょうか。

2018-10-24

Windows 7 & Office 2010 が 2020 年 サポート終了

2020年1月14日にWindows7そして2020年10月13日にOffice2010の全てのサポートが終了します。

もうすぐ4月ですが・・・のタイトルでWindowsXPのサポート終了に関連してブログを載せたのが2014年でした。

あっという間に次期バージョンに備える時がやってきました。

とは言っても当時と今ではMicrosoftの戦略が大幅に変わりました。

意外なご報告が出来ると思います。

Microsoftは今まで多くのバージョンのOSを管理して重い負担を強いられていました。

そこでWindows10に多くのユーザーを誘導してOSの一本化を図ろうとしています。

したがって次の動画でご報告する通り今なお無償でアップグレードを行っています。

私のパソコンとプリンタのメーカー(NEC、Canon)はWindows10には対応しない旨公表していました。

ところが、いざインストールしてみると全く問題なく出来ました。

動画でも解説している様に今回のOSは自らドライバー等を本気で検索してくれる(昔のプラグ・イン・プレイの様なごまかしではなく)みたいです。

ただメーカーがサポートしない以上不具合が発生してもドライバーの修正等、全く期待できません。

自己責任でバージョンアップは行ってください。

使ってみた感想

触っていくうちにWindows7と変わりなく使えるので安心しました。

Windows7の時に使っていたアプリも問題なく動いています。

フォト、ミュージック、映画&テレビという所謂、写真、動画、音楽をディレクトリを超えて一つのサイトに集約して管理するツールが追加されました。

スマホ(特にアンドロイド)がディレクトリを意識せずギャラリーをタッチすれば写真と動画が一度に見ることができるのを意識した作りになっています。

写真はWindows7だとフォトビュアーでしたがスライドショーでないと全画面表示していませんでした。

Windows10だと写真1ファイルからクリックすると表示が可能になっています。

他にも新機能は、いろいろあります。

使い方も良く分からないのでスタートメニューからは、すべて削除しました。

インターネットブラウザもIEからMicrosoft Edgeに変わったみたいです。

興味がないのでChromeのままです。

Cortanaは面白そう

マイクを実装するとCortanaが使えます。


同じ機能としてSiriが有名ですが私は使った事がないので比較できません。


いずれにしてもPCに話しかけると返答してくれます。


一人暮らしも、これで寂しさを紛らわしてくれそうで近未来を予感させます。

(追記 2021.8.18)

今はAmazonのAlexaをのみ使ってます💓

Office2010はどうする

最後にOfficeについても触れておきます。

OfficeはOffice Onlineというサイトにサインインすると無償でWordとExcelが使えます。

使ってみた感想ですが、かなり機能が限定されてます。

Wordだと半角と全角の変換が使えません。

校閲の履歴も残せません。

差し込み印刷など出来るはずもありません。

自宅で使うとしたら年賀状作りくらいですが、それも無理です。

Excelは使える関数が限られています。

また関数を指定してfxをクリックしてもポップアップ画面が表示されません。

いちいち関数式を自力で完成させなければなりません。

私の場合、自宅でWord、Excelを使う理由は会社の資料作りです。

「あそこ、ああでなくこうすれば良かった。」といった同じ環境を再現して反省するためです。

なので職場と同じバージョン(Office2016)でないと都合が悪いところがあります。

補足(Microsoft Office 365)

とうとう万策尽きてMS Office 365を契約してしまいました。

理由は主に以下の3つです。

(1)結局、慣れ親しんだ機能は他のアプリでは補足不能

具体的にはWordの差し込み印刷(特に年賀状印刷)機能の細かな(郵便番号の印字位置の微調整など)ところがサポートされていない為です。

Wordでは全角文字の半角変換や変更履歴といった機能も他のアプリ(特にKINGSOFT OFFICE 2016)には在りません。

Excelだと漢字のルビをふる機能はOffice 2016になって精度が上がったおかげで名前を何と読むか確認する際、非常に重宝しています。

これからOfficeを使おうという初心者には、どうでも良い機能かもしれません。

今の仕事の中で、どうしても避けられない作業に組み込まれている為やむ負えません。

こういった現象は、ずっとMS Officeがバージョンアップしていった歴史の中でバージョンアップするからにはと追加していった新機能なのでしょう。

最初は保険をかけるつもりで盛り込んだ新機能が最終的には、それがあったおかげで生き延びられた形になった訳です。

Excelだとグラフ機能なども色んな機能が追加されてきましたが全く使っていません。

皮肉なものです。

(2)Microsoft Office 2016が入手不能

MS Office 2016をメディア(DVDなど)で入手する事は全く不可能に近いです。

Amazonなどで販売されているのは、ほぼ海賊版と言っていいでしょう。

全くプロダクトキーが出鱈目です。

仮にインストールに成功しても数ヵ月経つと再度プロダクトキーの認証要求があります。

そこで始めて海賊版と気づくケースがあります。

そこで唯一救いとなるのがMS Office 2016がプレインストールされたパソコンを購入する方法です。

これもOffice365がリリースされてから、ほぼ購入困難になりました。

KINGSOFT OFFICE 2016もネーミングが類似しています。

Google検索しても、そちらも検索結果に表示されるため更に困難になっています。

(3)1ライセンスで複数パソコンにインストール可能

Office365の特徴は今までと違いライセンス契約を結びます。

1年契約(1ヵ月契約もあり)でライセンス料(1万2千円程度)を支払います。

契約期間が過ぎると改めてライセンス料を支払う契約です。

だだしライセンスを取得すれば何台でも好きなだけPCにOffice365をインストール出来ます。

(訂正)

無数のPCにインストールできる程世の中甘くなかった。

大体5台のPCにインストールすると警告が表示される。

管理サイトを開くと

「こんなPCにもインストールしたったけ❓」

というPCにインストール済になっていたりするので削除して今に至っている。

私も今3台のPCにインストールしています。

今後家族のPCにもインストールする必要があります。

だから思い切って真っ当な手段に踏み切りました。

(注記)

追加のパソコンにインストールする際気を付けなければいけない点が発生しました。

契約して最初に送られてくるMicrosoftからのメールは必ず保存しておきましょう。

ただMS Officeのサイトへログインしてインストールしようとするとプレミアムへの移行を催促されます。

上手く通常インストールのサイトが表示されません。

そこで最初に送られたメールに記載されたURLからアクセスしないといけません。

面倒な方はここをクリックして下さい。


おまけ

因みに2014年に購入した中古パソコンでもWindows10にアップグレードを試みました。

が失敗しました。
原因はディスプレイのドライバーがWindows10には対応できてなかったらしいです。

CPUもCeleron Mです。

メモリも2GBなりません。

インストール出来たとしても動作が鈍かったと思われます。

今回Windows10にアップグレードしたPCのメモリは2GBから4GB(価格は2.000円程度)に増設してありました。

動作速度はWindows7と、さほど変わりませんが若干遅く感じる時もあります。

CPUがCore2 Duoと数世代前のものなので、これも影響してると思われます。

(追記)

始めてWindows10のインストールをしてから後12台のパソコン(物好き🐽)へインストールを試みました。

一応上手くいっています。

インストールに成功した機種を次に挙げておきます。


NEC VersaPro VF-7

DELL Optiplex 380
HP Compaq 6000 pro
HP Compaq 6200 pro
TOSHIBA dynabook Satelite B352/W2CF
FUJITSU LIFEBOOK LH52/C
ASUS K53U
FUJITSU LIFEBOOK AH53/G
acer travelmate B113 V1VCC
TOSHIBA dynabook Satellite TX/66G
DELL Optiplex 755
HP Z230 SFF Workstation🆕

ただし他のサイトでも報告されている通り認識されないデバイスも存在し注意が必要です。


たとえばNEC VersaPro VF-7ではPADが認識されなくなりました。

仕方なく外付けのマウスで代用しています。

他の方の報告ではLANポートが死んでしまって使えないけどWi-Fi接続なので問題ないそうです。


(追記の追記)

FUJITSU LIFEBOOK AH53/Gはマイクが認識されませんでした。

Realtek HD Audio ドライバ 6.0.8773.1 WHQLというサイトで最新のオーディオドライバを入手して更新すれば認識されました。

最初に挙げたケースはディスプレイだったので全く使い物にならない重大なケースだった訳です。


巷ではプロセッサーの動作周波数は2.0GHz以上ないと厳しいという報告がされています。

私のTOSHIBA Dynabookのプロセッサーは1.70GHzですがコアの数が2なのでサクサク動いています。

以下の裏技(?)を使うと随分パフォーマンスが改善されますので試す価値ありです。


(1)OneDriveはオフ

これってMicrosoftに登録すると勝手にクラウドドライブに作成したファイルを保存してくれるという代物です。

はっきり言って無駄なのでオフしておくと良いです。

(訂正)

今はOneDriveの素晴らしさに目覚め活用しまくりです。

スペックの低いパソコンを何とか使いこなす為には仕方ありませんがお薦め出来ません。

やり方は設定→アプリ→スタートアップからMicrosoft OneDriveをオフにします。
(2)パフォーマンスオプションはシンプルイズベスト

アイコンの陰影やアニメーションを駆使したカッコイイ演出は実益優先派には全く意味が無いです。

チェックを外してしまいましょう。

Windowsシステムツール→コントロールパネル→システム→システムの詳細設定→パフォーマンスの設定を変更します。
3か所だけチェックを入れて後の項目はチェックを全て外します。

(3)SysMainは無効に

システムの維持向上を図るためのサービスですが無効にしておきます。

スタートメニュー→システム管理ツール→サービスを起動し設定を無効にします。
これだけで結構サクサク動くはずです。

お試しを

補足の補足

補足の補足ですが後日判明したことがあります。

今回、私がアップデートしたWindows10は32bitです。

(追記 2021.7.3)

Windows11から64bitのみに

もともとWindows7が32bitだったのでアップデートの際32bitしか選択できません。

そもそも32bit OSとはメモリを4GBフルに認識できないらしく(およそ3GBまで)あまり意味をなしません。

そこでアップデートも必要ですが32bitから64bitへのアップグレードも必ず必要になってくる案件だと分かりました。

(追記)

具体的にWindows 10が64bitでないと困るかと問われればファイナルファンタジーXIVのベンチマークテストが使えない位です。
Microsoft Officeやメール、YouTube閲覧で使用する限りでは全く32bitでも問題ないです。

一旦、32bitのWindows10へアップデートしたのち64bitのWindows10がプレインストール可能と解説されたサイトも散見されます。

私のPCでは無理でした。

そこで8千円はたいて64bitのWindows7がインストールされたディスクトップPCをAmazonで注文したところです。

↓↓↓こんな悠長なこと言ってる場合でなくなりました続編を乞うご期待!!

これで今年の大仕事は終わりです。

ゆっくり良い年の瀬を迎えられそうです。

それでは皆さん、よいお年を・・・

2018-09-28

意外と知らない日本のカバーヒット曲

今年、DA PUMPの「U.S.A」がヒットしたけど、カバー曲だったのは有名な話で、これが原曲だ。

だけど、日本には結構、ヒット曲の中にカバー曲だった例が多い。

たとえば田原俊彦の「哀愁でいと」がそうだ。

あと島谷ひとみの「パピオン」もカバー曲だった。

郷ひろみの「GOLDFINGER 99」もカバー曲で大ヒットした。

実はWinkの「愛が止まらない」もカバー曲だった。

最後に余りヒットしなかったが鹿取洋子の「Going back to china」を紹介する。

「Going back to china」は凄く思い入れがあってシングルレコードを2枚も買って応援してたのでカバー曲も序にUPしておく。

これらは日本でヒットしたからカバー曲の方が日本人にはしっくりくるし、やっぱ歌詞を日本語にすると譜割りが変わって新たな曲に聞こえるから不思議だ。

2018-04-09

続・電子書籍の失敗・・・定額制で雑誌読み放題の罠

電子書籍の失敗」と題して投稿したところアメリカを中心に大勢の方が読んで下さった様だ。

恐らくトクヴィルのアメリカン・デモクラシーの本の表紙を載せた為だと思う。

気を良くしたので続編をお届けする。

期待したより高価

電子書籍には紙の本の「再販制度」や「製本費用」といった障壁が無い。

だから、もっと安く読めると期待したが、さほど安くなく非常に残念だ。

文庫本で626円する「花火/又吉直樹著」が電子書籍だと500円。

安くはあるが激安ではない。

これはベストセラーなので千円以下で買える。

でも少し専門的な本「衝動に支配される世界/ポール・ロバーツ著」では2,592円が電子版でも2,333円もする。

買うには躊躇してしまう。
つまり電子化することで利便性が上がった。

故に今までは高値だった本も売れるだろうという期待は全くのお門違いだ。

読者は、もっと安価である事を期待したはずで、そこに思惑のズレがある。

雑誌の誌面は見るに堪えない

雑誌の電子版は、もっと酷い。

誌面の構成が重要なため、それを崩さず、そのまま電子化している。

読者は貼り付けられた画像を見せつけられているのと同じだ。

つまり文字の拡大縮小ができない。

写真や図表の隙間の同じ画像化され薄れた状態の文字を必死に目を寄せて解読するしかない。

全く疲れる作業で内容など頭に入ってこない。

雑誌なので専門書と違い、もっと気軽に読みたい。

差別化を定額制がダメにした

最初のひと月は無料で月々たったのXXX円で雑誌が読み放題と謳ったサイトが多々ある。

比較すると読める雑誌が非常に似通って、しかも自分の読みたい雑誌など皆無だ。

ジャンル分けも同じで、しかも不愉快だ。

「週刊誌」の中に経済誌が入っていて、それと同列で「男性誌」「女性誌」「スポーツ」「趣味」と続く。

男性の私が「女性誌」の雑誌分の料金を何故払わないといけないのか全く納得いかない。

また、その数の多さに参ってしまう。

「男性誌」といってもファッションの話題がほとんどで私は全く興味なく無駄なだけだ。

毎月集まった売上から数パーセントは出版元へ支払われる。

しかし出版元の方が権威がある。

こんな売上にしかないなら電子化しないと断った出版元も多いはずだ。

定額化に賛同した出版元の輪が、この程度しか広がらなかった。

なので今の時点で定額で最大読める雑誌を集めただけという訳だ。

まとめ

最初の発想が間違っている。

非常に簡単に参入できるが故に、だだそれだけの理由で始めたサイトも多いはずだ。

有名な雑誌を電子化するだけ、しかも誌面を画像化したのものを閲覧させる。

配慮の微塵もない。

よくも一流の出版社が決めたものだと疑いたくなる。

結局、書籍を電子化する時のコンセプトが曖昧だ。

インターネットはHTMLで画面を構成するのが基本だ。

そのためIEやChromeといった閲覧ソフトが必要だった。

しかし電子書籍は、また新たな閲覧ソフトでしか見れなくした。

それはコピーを防ぐためだ。

そのため雑誌を電子化する際コピー不能な画像を表示するしか手がなかったと思われる。

だったら止めれば良いものを見切り発車したかたちだ。

読者を置き去りにした企業間競争の賜物としか思えない。

キュレーションメディアといい、最近は、こうした安直な行動が散見され不愉快だ。

これもグローバリズムの負の遺産なのか。