橘たかし no 皆の仲間: 嗚呼ケータイからスマホにして本当に良かった!?そして格安スマホへ・・・

2017-01-24

嗚呼ケータイからスマホにして本当に良かった!?そして格安スマホへ・・・

ケータイからスマートフォンに機種変更して、もうすぐ2年が経つ。

今振り返ってみて果たして、この決断はお得だったのか否か検証する。

2015年2月1通のメールが届いた事が、そもそもの始まりだった。
じぶん銀行に口座を開設していた。(千円ほどしか預金してない)

ケータイでのアプリ対応を中止する代わり、その特典としてスマホ本体を無料にするので機種変して下さいという通知だと当時は思った。

しかし今じぶん銀行のサイトを見るとケータイでもアプリは動作する。

UBANO L03限定とあるので、早速、調べてみると、こんな代物だった。
出典:価格.com
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当時、ケータイで不便を感じたのは次の事だ。

(1)YouTubeで動画が30秒単位の細切れで10分程度しか見れない。
(2)カメラの画素数が319万画素しかない。
(3)パソコンと親和性が低くデータの共有に不向き。
(4)USJ公式アプリがスマホしか対応しなくなった。

そこで是非スマホが欲しいとは常日頃から思ってはいたが値段がはる。(5万円以上)

これはいい機会だと直感的に思った。

しかしネットで注文するような軽はずみな行動をとって失敗したくなかった。

そこでauショップへ行った。

auショップでUBANO L03(ダミー)を手に取ってみた。

素朴に下部の3つのボタンがダサくないか、そして、ここから水が入ってお釈迦にならないかと思った。

でもスマホがタダで欲しい。

そうした思いを素直に店員にぶつけてみた。

「あのー、この機種なら、ただで購入できるとメールをもらったんですけど・・・」

「はい、その件ですね。

当店では、こちらの機種も無料で、お求め頂けますよ。」

そして指さされたのが、これだ。
出典:価格.com
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HTC J butterfly HTL23(59,400円)耐水・防水対応、もうこれしかないと思った。

(追記)

2021年6月今だに、このスマホ現役で使っている。

iVCamアプリでディスクトップPCのカメラ兼マイク替りにしている。

バッテリー容量はほぼ0なのでPC本体にUSB接続して常に電気が供給される様にした。

今Amazonに机に固定式のスタンドを注文している。
「これください。」

「はい、こちらですね。

かしこまりました。

お掛けになってお待ちください。」

しばらくて奥から本体の入った箱を持って店員がもどって来た。

そして早速、機種変の手続きに入った。

「お客様、料金プランはどうなさいますか?」

私は分っていた。

自分は通話やSNSには全く興味がなく、ひたすら動画投稿サイトYouTubeを利用するだけ。

したがって超ヘビーユーザーであると・・・

「そうしますと、LTEプランはいかがでしょう。」

LTEプランとは、次の通りだ。

(1)「誰でも割」適用時、934円/月の基本料
(2)au電話宛の通話だと、1~21時は無料、21~翌1時は20円/30秒
(3)他者電話宛の通話は、終日、20円/30秒

そして、ここからが肝心なところで、このプランは必ずデータ通信はLTEフラット(7GB)がセットになって他の選択の余地がない。

更にインターネットを利用するにはLTE NET(インターネット接続サービス)にも入らなければならない。

つまりLTEプランとは

 LTEプラン+LTEフラット+LTE NET 

で初めて成立するプランだ。

これだけでも頭が混乱してきそうなのに、さらに店員の説明が続く。

「本体価格は、キャンペーン値引きとしまして▲27千円いたしまして残金32,4百円は24回分割とさせていただきます。」

「無料じゃないんですか。」

「いいえ毎月割としまして24ヶ月ご利用料金から値引いたします。」

その時は気づかなかったが初回本体価格を0円にしてしまうと所有権は私に移る。

後で勝手に本体を売却したり格安プランに乗換えられてしまうので24ヶ月所有権を与えず契約を継続させるつもりだった。

それならば全額毎月割にしなかった理由は、そもそも、この機種は2014年夏モデルで2015年2月には型落ちして324百円が市中の相場だったからだ。

つまりブックオフなどの買値より高く売りつけると返済しきれないと消費者が弱腰になって契約をキャンセルするのを防ぐため巧みな価格操作をしている訳だ。

そしてオプションとしてauスマートパス故障紛失サポート(旧安心ケータイサポートプラス)への加入も勧められた。

(追記)

サブスク地獄も見てくれ。

勧誘の鉄則は、お客が購入すると心に決めたのを見計らって矢継ぎ早に追加のプランを勧める事だ。

目の前に欲しい物がある場面で追加の数百円くらい構わないと思考回路が麻痺した状態だからだ。

ここまでの内容をまとめると、次の通りだ。
月額料金が8千円を超えてしまった。

ケータイの時は

 プランZシンプル+ダブル定額スーパーライト

だったが6千円で済んだ。

データ通信料金が2千円高くなったからだ。

こま切れのYouTube動画でなく滑らかに思う存分に見るためには止むおえない出費と諦めるべきか迷った。

後で判明した事がある。

毎月割(▲1,350円/月)は実はauスマートパス(401円/月)に加入しないと減額されてしまう。

つまり実質的には本体は無料でなかった訳だ。

そして店員から信じられない提案を受ける。

「お客様、外部メモリはどうなさいますか?

当社では専用メモリカードでないと保存したデータの保証はいたしかねます。」

「お幾らですか?」

「10,152円になります。」

「同じメーカー製をアマゾンで買えば同じじゃないですか?」

「そうなさる、お客様もいらっしゃいますが必ず2年以内にデータが破損したとおっしゃいます。

当社では専用メモリカードに保存したデータでないと修復しかねます。」
更に、とんでもない話を始める。

「共通ACアダプタ(1,836円)もお付けいたしますね。」

「ポイントは使えますか?」

「はい、そうしますと▲617ポイントで1,219円になります。」
(追記)

使い始めてさほど経たない間に本体の付け根部分が断線した。

話を整理しよう。
購入した商品は3点

 スマホ+専用メモリカード+ACアダプタ

内ACアダプタ(1,219円)は現金で支払った。

確か分割払いできないと店員に言われた気がする。
残りのスマホ+ACアダプタ残金(42,552円)を24回に分割払いで1,773円/月になった。

だが話は、これで終わりでない。

「機種変更のお手続きは、以上になります。

なお機種変更時の事務手数料(3,000円)は次回利用料金請求の際に一緒にご請求いたします。」

どっと疲れが湧いてきた。

スマホ本体が無料だったから、お得感に満ち溢れて家路につけると思っていたのが、えらく損をした気になった。

当時はそんな気分だったが2年経った今は、やっとスマホ本体が正真正銘自分の物になったという安堵感がある。

結局

 2千 × 24 = 48千円

でスマホ生活を先取りした事になる。

これを今まで貯金して現金で今スマホを手にするのと、どっちが得だったのか。

確実に言える事は当時と今とスマホのスペックが、そんなに遜色ないため早目にエンジョイできて良かった。

ただカメラの画素数がもっと高い(2千万以上)スマホで動画を撮ってYouTubeにアップすれば、もっと綺麗な、というか自然な動画を投稿できて良かったのではと思っている。



さて今回は、これ位にして次回はスマホ生活を2年に渡って過ごした際に起こった、さまざまな出来事を交えながら検証してみたいと思う。(つづく)

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