橘たかし no 皆の仲間: 高速道路の無料化によりCO2排出量が増加する。

2009-09-20

高速道路の無料化によりCO2排出量が増加する。

民主党がマニュフェスト(政策綱領)に掲げた高速道路の無料化を実施した場合、鉄道など他の公共交通機関に与える影響などを推計した国土交通省の試算が19日までに、明らかになった。高速無料化で自動車の利用者が全体的に増え、二酸化炭素(CO2)排出量も3割超増加する。鉄道の利用者は10.60%減、航空は4.20%減となり、高速道路無料化の影響を強く懸念する鉄道会社などの主張を裏付ける内容となっている。

解説
この発表の前に同省は、経済効果についても発表している。その推計によると、高速無料化による経済効果は無料化しなかった場合に比べ、増えるという内容だった。つまり、経済効率はよくなるが環境は悪くなるということになる。この構図は、しばしばある。経済優先か環境重視か。自然か開発か。難しい問題である。地球規模か地域規模か。地域密着か国際社会か。難しい選択である。(筆者)

0 件のコメント: