橘たかし no 皆の仲間: 2021/06/01

2021-06-25

私的Windows25年史

プロローグ

TVチューナーのレビューをどうしようかと思ってた矢先思わぬニュースが飛び込んできた。



Windows11のリリース発表だ。

新バージョンのOSの機能がどうのデザインがどうの批評するのも構わないが、ここらで自分がWindowsと関わった4半世紀を振り返るのも悪くない。

MSX

Windowsと直接関係ないが僕がMicrosftと関りを持ったのはここからだから、かなり昔だ。
MSXのPC本体(ヤマハ製)を秋葉原のツクモ電気で買った。
本体だけで10万円以上した。(カセットと鍵盤は別売り)

何故こんなセットを買ったかというとPCで音楽が奏でられたからだ。

方法は2通りあった。

1つが画面に5線譜が表示されていて、そこに音符を手入力していくとその音を奏でてくれた。(もちろん音色も変えられた)

もう1つが鍵盤を叩くと、その音を音符にして5線譜に表示してくれた。(もちろん後でPCが自動演奏もしてくれる)

当時これをPC雑誌で見つけた時は衝撃的だったので即買いした。

でもすぐ飽きた。

理由は2つある。

まず僕はピアノが弾けないので2つ目のやり方では遊べなかった。

もうひとつが致命的で簡単な単音なら本当に奏でてる様にPlayしてくれたが音を重ねていったり短い音が続いたりするとPlayがもたつき始めた。

つまり当時のCPU(Z80)では処理能力に限界があった。

メモリ(いくつかも全然覚えてない)も全然足りてなかったと思う。

要するに絵にかいた餅で全く実用的でなく所詮子どもの玩具でしかなかった。

追加でカセットデッキとFDDも買った。

カセットデッキはカセットテープにデータをセーブするため、というかデータがセーブ出来ないと全く使い物にならない。

特にマシン語でプログラムを動かす時はアセンブリ言語なんて知らないから16進数を入力した。

データをセーブ出来ないと最初から数字を入力するなんてやってられなかった。

それで何をやったかというと結局ゲームだった。

ファミコンと比べるとクオリティがかなり低かった。

最初でこそ自分が入力したデータでゲームが動いたことで感動したがクオリティが低いのですぐ飽きた。

FDDを買ったのはMSX-DOSを試してみたかったからだ。

この頃はOSも良く分っていなかったからDOSなんてチンプンカンプンだった。

だからDOSプロンプトが表示されても何これ、どうやって使うのって感じだった。

ここでの散財が今後の僕のPC投資を消極的にする。

MS-DOS

会社のPCで最初に搭載されたOSだ。

今のPCのOSのシェアの約9割をWindowsが占めている。

出典:マイナビニュース
当時のMS-DOSもOS/2やFM-TOWNといった別のOSを尻目に高いシェアを誇っていた。

その時はOSの重要性に全く無頓着で使いたいアプリが動けば良い程度だった。

その時会社のPCで動いていたアプリはワープロソフトの「松」と表計算ソフトの「桐」だ。

これらのアプリを手掛けたのが管理工学研究所というお堅い名称の会社だ。

この会社が今どうなってるんだろうとGoogle検索してみたら存続していた。

しかもワープロソフト「松」は開発が中止されているが表計算ソフト「桐」の方は、まだ新バージョンをリリースし続けている。(最新バージョンが桐10s)

当時この会社でプログラマーとして開発に携わっておられた中村正三郎さんのファンだった。

先生の書籍を求めてサイン会にならんだ事もあった。

久しぶりに先生のホームページを訪れてみたが最近は全く更新されてないようだ。

(訂正 2021.7.20)

大変失礼しました。

先生のホームページは、こちらに引越されていました。

出典:ウィキペディア
Windows3.1

最初に僕がWindowsと関わったのはここからだ。

巷ではWindows、Windowsと騒いでたが僕自身は全く興味なかった。

またMSXみたいに直ぐ消えるでしょぐらいにしか思ってなかった。

でも会社の電算部部長から

「これからPCが1人1台の時代になるが全く先が読めない。

そこで全員にPCを支給するので自由に使って良い。」

とお達しがあった。

支給されたPCはノート(東芝製)だった。

Windowsなんて全く興味なくOSに無頓着な僕は、このPCをDOSモードにして「松」「桐」を使っていた。

プレインストールされてたWord、Excelは一度は起動してみたが操り方が全くわからず直ぐ閉じた。

(追記 2021.7.24)

ここでワープロソフトについて触れておく。

今ではWordがワープロソフトの代名詞になっている。

僕が使ってきたワープロソフトは一太郎、OASYS、松、Wordだ。

使い始めた頃は手書きでなく活字の文書で会議資料などを出すのが目的だった。

紙主体の扱いだったので使うワープロソフトは各々好きなものを使えば良かった。

ところが文書をデータで管理し社員で共有するようになると同じアプリでないと都合が悪くなった。

そうするとPCにプレインストールされたアプリが一番使い勝手が良くなった。

Wordが残ったのは、そういった経緯がある。

表示できる色が256までだった。

でもネットに、まだ繋がってないから画像データなんて皆無で全然気にならなかった。

Windows95

会社から支給されたPCを自宅へ持ち帰るようになった。

自宅からインターネットをしたかったからだ。

近所の本屋でPC雑誌(月刊アスキーとか)を立ち読みしててインターネットって単語を目にするようになった。

最初はインターネットって何だろうって感じで何をどうして良いか全く判らなかった。

会社の同僚に聞いても皆良く知らなかった。

プロバイダとかTCP/IPとか単語が、ばらばらに飛び交った。

だからインターネット入門とかのPC雑誌の記事をたよりに始めたが直ぐには繋がらなかった。(当然ダイアルアップ接続)

因みに僕が選んだプロバイダはインターリンクだ。

(追記 2021.7.19)

新規申し込み手続きもインターネットで行った。

プロバイダと契約する前に、そんな事が出来た。

インターキュー(現GMOインターネット)というプロバイダを利用した。

インターキューはダイヤルQ2(NTTによる情報料収納代行サービス)を利用した契約手続きが不要なプロバイダだった。

ただし長期間の利用には割高になるため、ちょっとしたダイヤルアップ接続に利用した。

驚くことに、このプロバイダは今でも存続してる。

当時プロバイダが無数にあった中から、たまたま選んだだけだ。(接続料が1番安かった)

上手くインターネットに繋がらない訳はWindows95標準機能だけでは不十分だったからだ。

不足機能はMicrosoft Plus! for Windows 95という別媒体で入手できた。
TCP/IP(当然バージョン4)を追加しないといけなかった。

媒体は会社の後輩が持ってたのを、ちゃっかり拝借して僕のPCにも入れた。

それでも上手く繋がらなかった。

色々調べ挙げたが全く判らなかった。

恥を忍んで後輩に尋ねたら「あー」とはっした後さっきのプロパティを開き、ここにもチェックを入れろと教えてくれた。

おまじないだそうだ。(何のプロトコルだったか忘れた)

ハードウェアについてもふれておく。

当時のノートPCには通信制御は標準で搭載されていない。

PCカードスロットが2基あって、そこにモデムカードを挿した。
モデムは二股のモジュラージャックに繋がっていた。

もう片方は電話器につながっていた。
インターネットでは画像データをダウンロードしまくった。

(追記 2021.7.20)

今また画像データのダウンロードに夢中だ。

ここでインターネットから画像データをダウンロードするやり方のおさらいだ。

基本はマウス右クリックで名前を付けて保存だ。

応用としてマウス右クリックでソースを表示して画像データのURLを踏むやり方もある。

だから常にHDDの空き容量は100MB程で使っていた。

(追記 2021.7.24)

HDDの空き容量の話をついでにする。

空き容量が無くなると動作が鈍くなった。

メモリも大して積んでないからHDDのswapファイルの大きさで速さが決まった。

インターネット以外特にやってなかったので極力不要なデータは削除していった。

windowsフォルダの下のtempフォルダに不要なデータが貯まったままなのは経験上知っていた。

だから少し動きが鈍くなると直ぐそこを開きデータ削除した。

たまに、その癖で会社でもtempフォルダのデータをExcelを立ち上げたままでやってしまいExcelファイルをおかしくした。

僕はやってなかったがレジストリをさわって容量を増やそうとしてた奴もいた。

(追記 2021.8.2)

HDD関連でいうとデフラグも頻繁にやった。
体感速度は全く変わらなくても断片化0%なので清々しくPCできた。

Windows96

ここで幻のOSと言われたWindows96を紹介する。
僕も噂では聞いていたが、まさか2021年になってそのベールを脱ぐとは思わなかった。

と言うのは真っ赤な嘘で架空のWindowsだ。

それにしても良く出来ている。

Windows98

僕が初めて自腹で買ったPCのバージョンだ。

俄かPC業者が乱立してて受注生産で廉価なPCを販売してた。

聞いたこともないメーカーに9万8千円で注文した。

オプションで拡張ボードにSCSIを付けてもらった。

MOドライブを外付けしたかったからだ。

注:これはUSB接続タイプ
HDDはまだ高価で、どうしても大容量のデータは外部媒体に保存した。

会社から支給されたPCは256色しか表示出来なかった。

だから買ったPCのCRTモニタに映し出されたフルカラーの画像に魅了された。(今の4Kモニタより感動した)

(追記 2021.7.25)

CRTモニタで画面が美しくなったのは良いが、とにかく場所をとった。

それまではPC作業兼食事するところだったテーブルもCRTモニタで占有された。

仕方ないので料理は床に直に置いて食事した。

床に置いたラーメンをすすりながらPCする姿は、はたから見ると滑稽だったろう。

Windows ME

全く影の薄い存在だった。
発売された時たまたま買ったPCにプレインストールされてた的な存在だった。

統合前の会社の経理部へ電算部から異動した女がいた。

彼女は単独で経理部のPCをすべてリプレイスした。(50台くらい)

僕が何かの用事で経理部の部屋へ赴いた時、彼女は一人黙々と初期設定をしてた。(おそらくメインフレームのエミュレータ端末の設定のためだったと思う。)

起動していく画面を覗いたら"me"の文字が見えた。

僕は「わちゃー勝手に何してくれてるんだ。」と、とっさに思った。

案の定、初期設定が終わったPCを使い始めた社員が彼女に話しかけてきた。

「前のPCなら○○出来たのに動かないよ。」

彼女はイラッとした口調で、こう叫んだ。

「ドキュメントで言ってください。」

ダウングレードというやり方が一般的になったのは、その後のバージョン(Vista → XP)からだ。

Windows2000

経営統合した新会社のPCが、このバージョンだった。

PCはDELL製ディスクトップだった。
PC本体の背面に診断ライトが4つ灯るようになっていた。

このライトの点滅具合で不具合を自ら修理した。

同一ネットワークにWindows XPのPCと混在すると不具合が発生した。

(追記 2021.7.24)

その頃のネットワーク環境にも触れておく。

主要拠点間はVPNで結んでいた。(5Mbps)

その他の間はADSLと一部光回線だった。(1Mbps)

因みにバックアップ回線はISDNだった。(128Kbps)

こんなネットワーク環境でPOSシステムとか運用した。

毎朝100件以上ある店へ商品情報(価格変更や特売など)を送るが数店は常に伝送エラーが発生した。

だから24時間監視する体制がとられた。
大体は再送信すると事なきを得たが時々伝送不能の店がでた。

そうした時は僕とか駆り出されて店へ車で向かった。

店員がいるときは、まだましで無人の時は本部からセキュリティーカードや鍵を持ち出して向かった。

始めて入る建物のセキュリティ解除を失敗して警備員も駆けつける事さえあった。

だいたい接続されてるケーブルの抜き差しで復旧した。(何かおまじない的だった)

この話をすると良く判ってない上司は「店員にやらせればいい。」と言うがそうもいかなかった。

電話で、このケーブルを抜けと指示するとわざとだと思うくらい電源ケーブルを平気で引っこ抜きPCダウンさせてしまい更に事態を悪化させた。

酷い時は東京から埼玉に東北自動車で入り横断して帰りは関越自動車道だったりした。

茨城の同じ店を1日2往復した事もあった。

だから次期OSにWindows XPは採用しない方針になった。

Windows XP

次に自腹で買ったPCのバージョンがこれだ。

郊外の家電量販店で2機種のノートPCを買った。

松下電器産業製と日立製だ。

前者は展示品で10万円の破格値だったので買った。

後者は配偶者が私もPCしたいとせがむので止む無く店頭価格の23万円で買った。

Windows Vista

近所のインターネットカフェで1度使ったきりだ。
GUIがWindows XPと、さほど変わってなかった。

特に深い印象はない。

Windows7

Windows XPがサポート終了を期に買った中古PCのバージョンだ。

このバージョンへ乗り換える際、既存PCでは無理で買い替えを強いられた。

Windows11でも同様な事がおきそうだ。

それともWindows8.1の様な見送りOSになってしまうのか。

Windows8.1

このバージョンのPCを触ったのは後にも先にも1度しかない。

転職で東陽町にある人材派遣会社に面接に行った時だ。

面接の最後にPCスキルを知りたいと差し出されたPCがこのバージョンだった。

超簡単なExcelの入力だったが起動すらまごついた。

途端に緊張が走って手が震えて入力もおぼつかない。

僅か30秒で実技は終わった。

結果は言わずもがなだ。

Windows10

過去のブログで、このバージョンのPCについてあれこれ言ってるので、もう話すネタがないと思った。

でも話尽きないのが、このバージョンだ。

僕が後にも先にも自腹でOSを買ったのは初めてだ。

それだけ手に入れたい機能がある証だろう。

Microsoftの戦略も功を奏した。

過去のバージョンのOSから無償でバージョンアップを認めた。

かなりロースペックPCでもインストールできる事も僕を夢中にさせた。

(追記 2021.7.24)

ここでWindows10に纏わる、どこでも話してないエピソードを紹介する。


TWICEの”FANCY"だ。

これをWindows10をインストールしたPCの動作チェックとして流した。

上手く流れないと原因を調べて調整した思い出の曲だ。

TWICEの曲は今でもお世話になっている。

4K動画を再生する際もTWICEのMVが奇麗に流れるかチェックに使っている。

ビジネスライクに言えばブラットホームを安価に導入させコンテンツで儲けるスタイルだ。

Windows11でも、このスタイルは貫かれる。

Windows11

(注記)

ここでの記述はリリース発表時の情報に基づいてのみのものです。

その後Microsoftからシステム要件の見直し等おこなわれています。

Windows11とWindows10のシステム要件の比較は以下の通り。

出典:窓の杜
さらにシステムファームウェアとしてUEFI(セキュアブート対応)が暗号化チップとしてTPM 2.0対応のものが必要だ。

自分のPCが対応したものか確認するにはスタートメニューからWindows管理ツールのシステム情報を起動しBIOSモードセキュアブートの状態を確認する。
ただし、この情報からだけでは不十分だ。

たとえ対応していたとしてもTPMのバージョンを確認する。
僕のPCだとバージョンが古いのでWindows11はインストールできない。

(追記 2021.8.21)

昨日めでたくisoファイルがダンロードできる様になった。

早速ダウンロードしてrufusでUSBメモリに起動ディスクを作ろうとした。

2時間以上たっても終わんなくて最後は異常終了した。

(追記 2021.8.22)

翌日気を取りなおして別のUSBメモリに作ってみた。

上手くいった。

でも起動するとエラーメッセージが出て結局だめだ。
「はっ?」と思って次にふと閃いた。

仮想マシンがあるやん🥰

仮想マシンで起動してみた。

エラーが出た。
そうやん僕のPCはそもそもインストール不可だから出来る訳ないやん。

(追記 2021.8.30)

一旦閉鎖されてたPC正常性チェックが再びMicrosoftから公開された。
やはり当PCはWindows11のシステム要件を満たしていない。

理由は2つある。

TPM2.0をサポートしてない件は判っていた。

意外だったのがCPUもサポート対象外な点だ。

Windows10のサポート期限が2025年10月までだ。

いつも通り焦る必要はないがWindows11には気になる機能がある。

Androidアプリを実行できる事だ。

(追記 2021.9.1)

MicrosoftはWindows 11の提供を10月5日より開始すると発表した。

なお期待されていたAndroidアプリへの対応は初期バージョンには含まれない。

AmazonやIntelとのコラボレーションを通じWindows 11と「Microsoft Store」にAndroidアプリを導入するための取り組みを続けるとしている。

プレビューの開始は年内にも「Windows Insider Program」で実施される見込み。(出典:窓の杜)

Windows10ではGalaxyスマホと同期すれば似た体験が出来る。

システム要件は巷のPCで全く問題ない。

しかしセキュリティをかなり強化したいため、そこがネックになってインストールできないPCが続出しそうだ。

このままコロナ禍が続き旺盛なPC需要で買い替えが進むのか。

それとも、この需要も一巡して全く盛り上がらないのか。

僕御用達の中古PC市場で値崩れは必至だろう。

Windows365

月額クラウドPCを8月より提供開始するとMicrosoftから発表があった。


こっちの方が僕にとっては衝撃が大きいかもしれない。

僕はシトリックスが創設された時から、この技術には注目してた。

やっと実用化に向け、ここまで来たかと感慨深い。

と、ぬか喜びだった。

職場や学校のMicrosoftアカウント(AADアカウント)でしか利用できない。

個人用のMicrosoftアカウントでは当面は利用できない。(残念( ノД`)シクシク…)

(追記 2021.8.8)

Windows365を使ってみた方の感想だとリモートディスクトップ接続したPCと感覚は同じそうだ。

原理は全く同じなので当たり前と言えば当たり前な話だ。

ここで、そもそもPCって何だという話に戻ってしまう。

パーソナル即ち個人が使うコンピュータと謳っている。

だから他のコンピュータ(スパコン、サーバー、マイコン等)と違い得手不得手がある。

そして又話が堂々巡りで結局今のPCって必要って話になってしまう。

だから今の今までクラウドPCが普及しなかった理由にもなる。

エピローグ

話をTVチューナーに戻す。

TVチューナーの機能を満たすためには僅か11×7cmのパーツを追加するだけで事足りる。

あらためて考えてみるとPC全体の容積に占める割合は僅かなものだ。

これをTVという別の製品に置き換えた途端PCと同等かそれ以上の容積を必要とする。

これは何を意味するのか。

実は僕たちは余計なものをいっぱい持たされている気がする。

何故こんな話から始めたか実は電卓だって最初は単品だった。
電卓って今やWindowsでもスマホでも最初からアプリのひとつとして、ひっそりある。(ほとんど使い道はないが)

これはPCの歴史を振り返ると、どうしても電卓なしでは語れないので、その敬意の意味もこめて未だにあるんだと思う。

電卓をより高機能なものにしようと開発に携われたビジコンの嶋さんとintelのファジンの功績により生まれたintel4004(4ビット)が最初だからだ。

(追記 2021.7.5)

この投稿で、これに触れるか最後まで悩んだが一応挙げておく。
CASIOのPB-110だ。

メモリ1Kの4bitのCPUの所謂マイコンだ。

BASIC言語でプログラミングした。

写真からも分かる通り1行12桁の画面でJISキーボードだった。

つまり初めて触るコンピュータが、こんな見難い画面で訳も分からないアルファベットの配列を人差し指だけで押す事は苦痛でしかなかった。

だから最初の僕のコンピュータへの思いはかなり屈折したものでしかない。

この思いはポケットコンピュータの時にも経験する。
同じくCASIOのBE-500だ。

専用タッチペンで操作した。

2000年代に携帯電話とは別の流れで多機能携帯端末(PDA)が発売されていた。

Windows CE 3.0を採用しているらしいがPCではなかった。

CASIOらしく廉価でいろんな事ができることを売りにした。

メモリがROM16MBでRAM16MBだった。

そのため、ある機能を追加するとある機能を削らなければいけなかった。

その際の操作はPCを介して行った。

それが非常に煩雑で使用に耐えれなくなった。

購入動機は手書きの手帳の代わりだった。

だから最終的にその機能(スケジュール管理)に絞って使う事にした。

だが全く使用に耐えがたかった。

理由は入力作業が面倒だった。

タッチペンによる手書き入力に最初は期待したが識字能力が低かった。

途中からアルファベット入力に切り替えたが画面が小さすぎた。

今でさえ僕はスマホと手帳を併用してるので当時の技術なら無理な話だった。

つまり集積度は今なお上がっている。(もうそろそろ限界だけど)

またWindows11に話を戻すとWindowsにはアタリとハズレがある。

Windows95、Windows XP Windows7 Windows10 → アタリ
Windows ME、Windows Vista、Windows8.1 → ハズレ

とくるとやっぱりWindows11はハズレになる。

関連ブログ



2021-06-19

私的TV50年史

始めに

新たに27インチ4Kモニターを買った都合、僕の部屋にあったTVが引退した。

置くスペースがなくなったのだ。

今は僕のベットの横で全く配線がはずされた状態で静かに余生を送っている。

もう、このまま一生TVは見ないのかとふと思った。

このTVで見ないにしても何か新しい手立てを考えないと、と思い始めた。

今巷で流行っているnasneも考えたが3万円以上して高価だから決断できない。

全く場所をとらずに新たにTVを見る方法はないものかと思案した。

結局PCIe接続のTVチューナーをPCに組み込む事で落ち着きそうだ。

だが、このTVチューナーも2万円近くして本当に注文して良いか決断できない。

(追記 2021.6.20)

これはもうポチるしかないでしょう。


製品名Xit Board(サイト ボード)
型番XIT-BRD110W / XIT-BRD110W-EC
一般名称PCIe接続 TVチューナーボード
JANコード4935508022352 / 4935508022413
外形寸法約110.0mm (W) × 68.5mm (D)
(ブラケット・突起部除く)
質量約55g
消費電力約4.7W
※BS / CSアンテナ電源出力時は約10W
※電源の入切はアプリで設定します。
使用温度範囲温度:5℃~55℃
湿度:10%~80%RH(結露なきこと)
チューナー数2
インターフェースPCI Express×1(ver 1.1)
アンテナ入力×1(F型コネクタ)
※地上デジタル・BS / 110度CSデジタル混合タイプ
受信放送地上デジタルテレビ放送(ISDB-T)
※周波数変換パススルー方式対応
BS / 110度CSデジタルテレビ放送(ISDB-S)
取得規格VCCI Class B
内容品本体
ロープロファイル用ブラケット
miniB-CASカード(使用許諾契約書添付)
セットアップガイド(兼保証書)
※アンテナ線は付属していないため、市販のF型コネクタのケーブルを準備してください

結局ポチってPCにも接続した。

同じネットワークならスマホからでもTVが観れる。

(追記 2021.7.19)

スマホからTVが観れなくなりました。

原因を調査中です。

(追記 2021.8.24)

ネットワーク設定をやり直した。

上手く観れるようになった。

またFire TV stickからは未サポートのためTVが観れません。

これらをレビューするかは検討中だ。

思いは巡って「そもそもTVなど本当に見る必要があるのか。」と原点回帰した。

そんな時、改めて産まれてこの方半世紀たつがTVについて振り返ってみるのも悪くないなと思った。

子どもの頃

僕の生まれ育った町は盆地で近くの山の頂上にはTV塔があった。

僕の家の庭からも頂上の2棟のTV塔がよく見えた。

1棟は公共放送用もう1棟が民放のものだ。

だから家々の屋根のTVアンテナは皆山の頂上に向けて奇麗に立っていた。

この山へは幾度となく登った。

家族で山菜狩りや学校から遠足でも登った。

山の麓までは自転車で行き近くの林に自転車を隠した後頂上までは徒歩で2時間ほどで着いた。

頂上からは町が一望でき隣町まで晴れた日はよく見えた。

Googleマップなんてなかったから、これが地理の生きた教材だった。

小学校へあがるまではVHFしか受信できなかった。

NHKが2チャンネル、民放が日本テレビ系列とTBS系列の計4チャンネルが映った。

小学生になった頃UHFも受信できるようになった。

でも当時のTVは内臓された受信機ではVHFまでしか映らなかったので別にコンバータが必要だった。

UHF用アンテナとコンバータを別に付けるとフジテレビ系列が映るようになった。

僕が物心ついたころあったTVは4本脚の14型白黒(日立製)だった。

カラーTVになったのは小学生3-4年の時だった。

近所では遅い方だった。

だから近所の友達の家へ遊びに行って日が暮れても、その家のカラーTVで「巨人の星」を観てやろうとして何遍も親に怒られた。

僕の両親はとても実直で厳格だった。

酒も煙草もたしなわなかった。

朝は7時には家族で食卓を囲んでいた。

父はご飯に味噌汁、他はパンとコーヒーだった。

夜は6時には父は帰宅し夕飯だった。

食事中のTVは厳禁だった。

だから観るTVもNHKばっかりで民放の番組はほとんど観なかった。(親は連想ゲームが好きだった)

僕は小学生から高校生までTVを、ほとんど観せてもらえなかった。

でも小学校低学年までは毎週土曜日は夜9時の「キーハンター」までは観せてくれた。

(追記 2021.8.19)

「キーハンター」で人気を博した俳優・千葉真一さんが死去されました。

82歳でした。

千葉さんは新型コロナの感染による肺炎のため闘病されていました。

また一人私の恩師が亡くなりました。

心よりご冥福をお祈りいたします。

合掌。

だから僕は「ウィークエンダー」や「11PM」を観たことがない。

翌朝の登校時よその生徒が昨晩の番組について話してる会話についていけなかった。

TVを観せてもらえなかった家は僕だけでない。

同級生の女も観せてもらえてなかったらしい。

大学受験も終わった頃電車の中で僕にぼそっと言った。

「大学生になったら浴びるようにTV観たい。」

大学生の頃

大学受験で1人僕は上京した。

新橋駅近くのビジネスホテルに1週間ほど滞在した。

部屋のTVを独り占めできる環境で僕がTVを観ない訳がない。

特に有料放送は食い入るように毎晩観た。

あれで良く大学に合格したなと今になって思う。(当然合格したのは滑り止め1校のみ)

東京での1人暮らしが始まって親に買い与えられたTVは14型カラー(サンヨー製)で色はシルバーだった。

最初は埼玉に住んでたが半年もしない内に友達がいる都内へ引っ越した。

しばらくは室内アンテナで我慢していたが映りが悪くて自腹でアンテナを立てた。

アパートなので自分の部屋の外へアンテナなんて立てれないから隣の大家さん家の2階の物干し場の隅に業者を呼んで立てた。

1万円以上はかかった。

だから隣の大家さん家から僕の部屋まで長いケーブルがむき出しでのびていた。

そのアンテナは幾度の台風でだんだん傾いていった。

僕は大学生の分際でビデオデッキを持っていた。

ビデオデッキは4ヘッドがもう主流だったが高価で手が出ないので2ヘッドで我慢した。

池袋ビックカメラの店頭にダンボールごと積まれたシャープ製VHSビデオデッキ(99,800円)を見つけた時躊躇なく買った。

その時のTVにはコンポーネント端子なんてまだなかった。

アンテナ端子から割り当てられてないチャネルに信号を流す手法で見れた。

僕がビデオデッキを買ったと友達づてで話が広まった。

多いときは4畳半のアパートに5人くらい友達がおしかけてビデオ鑑賞がはじまった。

僕は眠くて4畳半の隅で丸くなってるのをよそに友達は朝まで鑑賞にふけっていた。

社会人の頃

社会人になっても4畳半のアパート暮らしは10年以上続いた。

住まいより物にお金をかけたかった。

当時カセットデッキはWカセットが当たり前だった時代どうしてビデオデッキはWデッキがないんだろうと思っていた。

そこでビデオとシテムコンポーネントが一体になった製品(フナイ製)が発売されたのを期に一緒にビデオデッキとTVも新調する事にした。

池袋ビックカメラでトータル10万円で譲れと店員と交渉したら快諾してくれた。

TVは20型にこだわったが在庫がなく19型(NEC製)で妥協した。

そしてビデオ2台を繋げてダビングできる様にした。

レンタルビデオ屋で借りたビデオにはコピーガードが既に施してあった。

でもフナイ製ビデオデッキには通用しなかった。

薄っすら暗くなる程度で十分に鑑賞にたえた。
帰郷して東京へ夜行バスで戻る際、車中で退屈しないようポータブルTV(カシオ製)を衝動買いした。

移動するバスの中でウィンブルドンテニス中継を観た。

液晶の画像は荒く行きかうボールの行方は全く識別できなかった。

選手の動きだけで雰囲気を味わった。

単3乾電池4本で映ったが2-3時間で電池が切れた。

現在

今我が家のリビングに鎮座するTVは日立Wooo32型液晶TV(2007年製)だ。

当時、液晶パネルの薄さが業界最小と謳われ僕はTVショッピングでいたく気に入って注文した。

月々6,800円の36回払いで金利手数料は無料だった。

このTVはiVDR対応だった。

しかしチューナーを1つしか搭載しておらず録画が始まるとTV画面は録画番組に勝手に切り替わった。

そしてセカンドTV(DXアンテナ製)を2010年に近所のショッピングセンターで2万円台で買った。

このTVにも大変世話になった。

一時期はこのTVをPCモニターとしても使っていた。

そして、このTVがこの度めでたく現役を退いた。

最新情報

今年僕は大きな体験をした。

それはAndroid TVを試したことだ。

1月、Fire TV Stickを買った。

リビングの32型液晶TVに繋げた。

それまでは画像データをSDカードを介して映していた。

表示速度も遅く何とかならないかと思っていた。

これを繋げてからAmzon Photosを介して映している。

4月、32型液晶TV(TCL製androidシステム搭載)を買った。

詳細は追って報告する。

6月、Fire TV Stick 4Kを買った。

僕の部屋の4Kモニターに繋げた。

4K画面も普通に映っている。

難点はTVと謳ってあるだけにモニター接続だと音量調整が専用リモコンからはできない。

普通のTVだと赤外線信号を同期させ音量調整が出来る。

あとがき

今TVの視聴時間はゼロだ。(TVerすら見てない。)

(追記 2021.7.15)

僕は今深く反省している。

何で、こんな軽薄なことが言えたんだと反省している。

TVerでドキュメンタリー解放区を見たからだ。

TVには映画にもラジオにも、ましてネットにも出来ない事がある。

何か、そのことが頭からすっぽり抜け落ちていた。

軽薄短小な浮かれた自分を恥じた。

そして、もっと真面目に生きようと思った。

本編で詳しく書いてるはずだが大学生の頃は24時間TVをつけっぱなしなんてざらだった。

一人暮らしの寂しさを紛らわすためTVをつける行為は絶対だった。

今風に言えばYouTubeにかじりついてるのと変わりないのか。

学者っぽく言えばラジオから映画、テレビそして今はネットって流れで片付けられちゃう。

栄枯盛衰ってやつだ。

(追記 2021.7.16)

TVを語る際2つの側面がある事を忘れてはならない。

1つはメディアとしての側面もう1つがコンテンツとしての側面だ。

つまりTVのコンテンツをネットで流すのも有りだしネットのコンテンツをTVで流すのも有りだ。

したがって、ここで僕が述べているのはメディアとしてTVよりネットが優位と述べた。

だが果たして将来メディアとしてTVがなくなりネットのみになるかは、もっと考察が必要だ。

たとえば平常時だけでなく災害時のメディアの在り方とか若者でなく高齢者とメディアの関わりあい方だ。

それは何事においてもつきものだと言ってしまえばお終いだが、これだけは言わせてくれ。

TVだって、このままでは終わらないと思う。

その予感をさせるのがローカル局の存在だ。

TVerでもローカル局が制作した番組を紹介しているがYouTubeではもっと膨大なコンテンツを見ることができる。

たとえば茨城テレビの番組だ。

県内のあるお店を訪問して、そこで出される食べ物を完食するいたってシンプルなものだ。

ただ演者さんが奇麗なので画がもつ。

企画自体はマンネリしてるが演者の魅力で息の長い番組なってる。

こうした試みはキー局のみでは中々できない。

明治維新が薩摩、長州、土佐から起こったように何か大きな変革は地方からおこるものだ。

また追記する。

2021-06-18

Good bye Google

はじめに

最近、僕の中でGoogle離れがおきている。

Googleドライブ、Google ChromeとYouTubeを使わなくなった。

その理由を一つ一つ語っていく。

Googleドライブ

別の投稿も読んで欲しいが今クラウドストレージはOneDriveが一番のお薦めだ。

OneDriveの存在は、ずっと前から知ってたけど使うようになったきっかけは会社の指示だ。

僕は仕事柄いろんな事務所を回って仕事をする。

仕事にPCは欠かせないけど、いちいちPCは持ち歩いたりしない。

万が一電車やタクシーの中にPCを忘れたりしたら一大事だからだ。

そこで以前はどうしてたかというとOutlookを活用していた。

僕は組織用のMicrosoftアカウントを持っているので行く事務所のPCを借りて自分のアカウントでログインしてる。

すると何処へ行ってもOutlookで自分宛のメールをチェックできる。

Outlookの別の使い方が自分で残したいと思ったドキュメントはメールに添付して自分のプライベートアドレス宛にメールをした。

そうすると別の事務所でOutlookを開いたときに送信済メールに添付ファイルも残っている。

本文へ備忘録的なメッセージを入れているので何のデータかも直ぐに分かっる。

(追記 2021.6.30)

Outlookでメールを下書きのままにしても添付ファイルが残る事に最近気づいた。

でも余り奇麗な状態でないので、この手は使わない方が良い。

しかし、この手が使えなくなった。

会社が突然ブライベートアドレス宛のメールを一切禁止したからだ。

同じドメインのメールアドレスでないと受け付けなくしたんだろうけど取引先とメールすることだってある人は、どうしてるのか今度聞いてみるつもりだ。

そこで会社に文句言ったらOneDriveを使えとの指示だ。

以前は不要なアプリは管理が大変になるから一切入れるなとOneDriveアプリもインストールしてないPCがほとんどだ。

Microsoft Storeからのアプリのダウンロードなんて当然禁止だからダウンロード専用のパスを会社が教えてくれた。

そして使い始めたわけだけどメッチャ使い勝手が良い。

昔遊びでOneDriveを使った時は全然好印象はないが使い始めのアプリってそんなところがある。

特にそのアプリでなくても代用がきくものはなおさらだ。

今まで使ったアプリと比較して操作方法を知らない分評価も下がりがちだ。

だからOneDriveも必要に迫られて使ってみて初めて良さに気づいた。

Google Chrome

Google Chromeのメモリ効率が悪い事は誰もが指摘してる。

僕も4K動画を再生する時Microsoft Edgeの方が滑らかな動きをすることは経験している。

YouTubeのくだりでも言うが専用アプリができた以上ChromeにするかEdgeにするか二者択一の議論は意味をなさなくなった。

ここでは、もう1つ気になった機能をEdgeで見つけたので紹介する。

翻訳機能だ。

右クリックの選択で[日本語に翻訳]を選ぶと他の言語にWebページをそっくり翻訳してくれる。
英語に翻訳したら、こんな感じになる。

Webキャプチャに関しては以前紹介した。

YouTube

まず伝えたいのがPCでもYouTubeアプリが使えることだ。

(追記 2021.6.30)

最近TikTokもPCアプリを公開した。

早速インストールしてみたが、こちらもいい感じだ。

(追記 2021.10.9)

最近はアカウントも登録して↓↓↓こんなことも始めた( ´∀` )

@tachibanatakashi

moe moe kyuuun 🤗

♬ Fukashigi No Carte - The Anime Men

TikTokに関しては「ホモ・デジタリスの時代」ダニエル・コーエン著を読み終えてから述べようと思ってる。

要は現代貨幣理論(MMT)をしたって今後は高度成長などありえない話でTikTokなどは既に低成長社会を予言するコミュニティーを形成してしまっている。

こんな事は経済評論家と称するアホな大人達はIT(これも死語か?)に全く疎いので全く伺い知れない世界だろう( ´∀` )

後YouTubeはデンポが悪い。

画面遷移がお粗末過ぎてイライラする。

尺も10分以上が基準なので間が持たない。(CMを流す都合上そうするらしい)

初期のYouTubeは尺の制限が今のTikTok位で面白かった。

それが段々尺を伸ばしたお蔭で、しかもCMも入るし観てて疲れる。

末期のYouTubeを観てて何でだろうと、ずっと思っててTikTokを観るようになって理由が分かった。

ついでに収益の話もしとくとCM収入は世間が思ってる程儲からない。

それなりの金額は入ってくるかもしれないが、それに費やすお金も相当になる。

つまりコスパが悪いのだ。(某有名YouTuberが言ってたから本当だ。)

そこをTikTokはバッサリ切って運用している。

だからテンポもでるし観てて楽しい。

だったら収益は、どこで出すんだと思うだろうけどTikTokerも馬鹿じゃないから、その辺も各々がちゃんと考えてる。

自分のブログやインスタへ誘導することで有益化を狙っている。

要はTikTokが広告塔の役目をしている訳だ( ´艸`)

Microsoft Storeからは入手できないのでインストール方法を軽くお伝えする。

ますMicrosoft EdgeからYouTubeにアクセスする。

EdgeのURL欄の右端をクリックするとプログラムから開くとWindowsが表示される。

アプリをインストールしてないPCだとインストールを選択する。

これで次からアプリでYouTubeを使う事ができる。

アプリでYouTubeを使う最大のメリットはCPUとGPUの使用率のバランスが非常に良いことだ。

4K60fpsでも非常に滑らかに再生される。

さてYouTubeを利用しなくなった理由だがサブスク経由で動画を観るようになったのは言うまでもない。

他の理由はYouTuberが生業になってから5-6年が経つんだろうけど、そろそろ彼らも疲れてきちゃってコンテンツに新鮮味がないことだ。

所謂マンネリ化だ。

チャネル登録もほぼしつくして、それらのチャネルが更新されれば観る程度にとどまってきた。

今まで余りに斬新なチャネルを追い求めすぎて、こちらも疲れてきてた時期なので良い潮時だ。

YouTubeじゃなくても動画投稿サイトは脈々と続けていって欲しい。

また追記します。

関連ブログ

2021-06-15

第4回 ブラック企業とは私の就労体験から言える事

今回は経営統合の話をします。

私が勤めた会社も時代の潮流に飲まれ経営統合しました。

2013年に3社が経営統合しました。

実は、この経営統合以前の1992年にも1社を吸収合併した事がありました。

この時は経営難に陥った同業他社を救済する目的で合併しました。

営繕すら満足に成しえなかった

働く場所はそのままで組織図だけ変わる手軽な経営統合もありますが私が勤めた会社の場合働く場所ごと移りました。

イメージとしては全く新たな建物に各会社が集まるといったものでなく元々その業界の協会的組織が使っていた建物のスペースを空けていき各会社の部署単位に移っていきました。

ですから最初に移っていった営業部から最後に移った私が所属する電算部まで約2年近く掛かっています。

電算部ですから各部署にタイムリーな情報を提供していました。

当時はまだ媒体は紙が中心でしたが部署間が遠方になったのを契機に直にデータを渡す方法に移っていきました。

その時活躍したのがHULFTです。

データ転送によりホストコンピュータから各部署のファイルサーバや担当者のパソコンへ今まで紙で渡していた情報をCSV形式で送るようになりました。

これにより人手を介した印刷作業が自動化できましたが最後まで自動化できなかったのがデータのバックアップです。

外部からのネットワークへの不正侵入があった際データを守る確実な手段はネットワークから完全に切り離された媒体(CMT)でデータを保管しておく事です。

つまりCMTをデータを読み書きする装置にセットする作業がどうしても人手を介します。

最終的には手順を完全にマニュアル化してホスタコンピュータをアウトソーシングした会社にこの一連の作業も委託しました。

そして最後の難問が仕事で使っている書類をどうするかです。

移行先の協会関係者からは移行先のスペースは非常に狭いので今ある書類を保管する棚を設置する余裕がないので書類はすべて電子化(PDF化)して使ってほしいと依頼されました。

(追記)

協会関係者のこの発言は依頼でなく希望です。

会社にどれだけの書類があるか把握して発言してるわけではありません。

つまり世の中はペーパレス化が叫ばれているのでこの機会に取り組んでみればというアドバイスにしか過ぎません。

書類の電子化には電子化する機能を備えたコピー機を使うのが一般的です。

今でこそ標準装備としてコピー機に備わっていますが当時はまだ珍しく新たな機器を購入する必要がありました。

そこで、その機能を備えたコピー機を販売していた3社(NEC、富士ゼロックス、他)に合同コンペを依頼しました。

3社3様で優劣が決めがたく選定は難航しました。

結局、値引き額で富士ゼロックスが優位と判断しました。

そして、その事を協会関係者へ伝えると

「もともと、うちは富士ゼロックスを使っているので他のメーカーを使うつもりはさらさらない。」

と告げられました。

(追記)

これも協会関係者からしてみればアドバイス程度でこの機に及んで機種選定など何を勝手なことをしてるんだと逆に憤慨してるのです。

つまりあなたの会社が勝手にしてる事という立場です。

これには私達もかなり憤慨しました。

「だったら最初からそう言ってくれればいいのに。」

機種選定が終わりいよいよ書類の電子化に着手しました。

電子化には臨時アルバイトを雇い終日膨大な書類をひたすらスキャンする作業をお願いしました。

しかし電子化された書類では実務は無理と現場からクレームがあがりました。

当時の液晶モニタはサイズが15インチくらいが中心です。

そうするとA3サイズの書類など画面に一度に表示するには縮小するしかありません。

しかし詳細な部分は拡大といった縮小、拡大の繰り返す操作が煩わしく非効率でした。

そこでどうしても電子化しない方が良いと判断した書類は最小限残して移行先に持ち込むことになりました。

引越し当日新たな職場に赴いた我々は広々と置かれた棚を目の当たりにした時呆然としました。

(追記)

協会関係者の本音は先に書きました。

しかし会員には逆らえません。

そこで会員である我が社と打ち合わせした際どうもこの会社は膨大な書類を持ち込むらしいと忖度し急きょ膨大な棚をしつらえたのです。

こうすれば会員様に喜んで頂けるだろうと勝手に推察します。

「電子化なんかしなくても十分収納するスペースあるじゃん。」

何もかもがちぐはぐで思惑通り全く物事が運びませんでした。

最後に専門家の見識を紹介

経営統合に関しては京都大学助教授の川端祐一郎さんの研究が非常に参考になります。

川端さんは日本郵便公社に入社され郵政民営化という歴史に残る大変革を直に体験された方です。

郵政民営化により組織内でどういった事がおき一般社会がもつイメージとは全く違う効用をもたらしたか大変興味深い発言をされています。

川端さんの発言の主旨は以下のものです。

「組織統合や改編は効率化による経済的効果が主な目的だが現実は全く逆だ。経験値を喪失してしまい、その経験値を元に戻すマンパワーは計り知れない。」

私の考えも補足すると次のような事だと思います。

組織内にいる人間にはドキュメントやマニュアルといった第三者がみて可視化できるもの以外に個々の経験による可視化できないものが多分に働いています。

それらが組織統合や改編により一旦失われると可視化されていない以上修復は困難を極めるのだと思います。

もっと具体例を示します。

最近会社であった出来事です。

私は、あるアルバイトの大学生に封綴じをお願いしました。

しばらくして大学生は1通の封筒を持って私のところへ来ました。

「すいません、1通封綴じを失敗しちゃってノリがはみだしてるんですがどうしましょう。」

私は、こう答えました。

「はみだした糊を誤魔化すのなら消しゴムを使えば良いけど時間がかかるから今回はしょうがないので総務課の村本さんにお願いして新しく宛名を印刷した封筒をもらってきて。」

またしばらくして大学生は私のところに来ました。

「新しい封筒をもらってきましたが、これどうするんですか。」

私はハッとして新しい封筒へ入れ直せば良いと伝えたあと、その場を離れ喫煙ルームに向かいました。

煙草をくぐらせながら、こう思いました。

こういった細かな事は経験則がないと対応できないと分りました。

(追記 2021.7.12)

この内容からは的確な例えになってないようですが違います。

日常PCやスマホがコミュニテーション方法の人にとって封筒は未知のツールです。

逆に高齢者が初めてPCに触るのと同じ感覚だと思います。

ある高齢者がたまたま参加したPC教室で講師に「はい、それではマウスでカーソルを上に移動しましょう。」と指示されました。

するとその高齢者はマウスを高々と頭の上に掲げたそうです。

記録するまでもない些細な行いは日常枚挙にいとまがありません。

組織内の行動とは、こうした些細な行いが大半で記録に留めたものなど極一部にすぎません。

結局、経営陣が思い描く経営統合とは複数の組織にあった部署(総務部とか営業部など)を一つにまとめると各組織で行っていた仕事で重複していたものがなくなり効率化するといったイメージだと思います。

はたしてそうなのでしょうか。

実は今のPCを使った仕事のスタイルはかなり効率化が進んでいます。

PCを中心にちょっとした作業手順の変更だけでかなり効率化したりします。

しかし経営陣には組織統合や改編といった大鉈を振るい大変革しないと気が済まない気風があります。

そんな事でもしないと自分は何のためいるのか不安に駆られる心境です。

だから妙な幻想に捕らわれいつまでたってもこうした事態を繰り返すのです。(つづく)

関連ブログ

第1回 ブラック企業とは私の就労体験から言える事

第2回 ブラック企業とは私の就労体験から言える事

第3回 ブラック企業とは私の就労体験から言える事

2021-06-11

地味だけど嬉しい💑

スマホ同期

Windows10のスマホ同期を試してみた。

他の機能は良く判らないけどSMSのメッセージがPCで見れるのは地味に嬉しい💑

今までアカウントの2段認証でスマホに送られたコードをいちいちスマホを取り出して確認していた手間が省ける。

Webカメラとマイク

ディスクトップPCを使っていて不便なのがWebカメラとマイクが標準装備されてないこと。
普通外付けでWebカメラ・マイクを買ってディスプレイの上などに置く。

価格は3千円位とさほど高価じゃない。(もっと安いのもある)

だけど直ぐに使えるようにしたい時便利なのが古いスマホを使うやり方。

僕のお薦めのアプリはiVCamこれをスマホとPCにインストールすれば即Webカメラ・マイクになる。

(追記)

余りに古いスマホだとアプリのインストールが出来ない可能性があります。

インストール出来たとしても最新バージョンへアップグレード出来ない可能性があります。

(訂正 2016.6.26)

アプリのバージョンが古いせいか頻繁にスマホとPCのリンクが切れます。

アプリから最新バージョンにアップデートしろと催促されますがどうしようもありません。

したがって今は全く使っていません申し訳ありません。

Webキャプチャ

最近やたらとMicrosoft Edgeを使う機会が増えた。

機能は、ほぼGoogle Chromeと同じだけど、ある違いに気づいた。
マウスを右クリックして現れる選択でWebキャプチャなるメニューを見つけた。

これはWebページの好きな箇所を自由に指定してハードコピーできる機能。

スクリーンショットとの違いは画面に表示されてない範囲も指定できるところ。 

TVClockでTV風時刻表示

OS標準でも時刻表示はあるが右隅に小さくて見辛い。(特に27インチの大きいDPだと)

そこで重宝するのが、このアプリだ。
表題の通りTVで馴染みある時刻表示をしてくれる。

欲を言えば、もう少しカスタマイズ(表示場所を移動できるとか)出来ると良い。

(訂正 2022.1.9)

大変失礼しました。

バージョン2.1.3では自由なカスタマイズが可能になっておりました。

単調だった表示文字も今はこんなかんじです。
PCスピーカーSmalody

Amazon Prime DayにFire TV Stick 4Kを43%OFFで衝動買いした。

早速PCモニタに繋げて動かしてみた。

音がでかくてビックリした。(PCモニタの内臓スピーカーを使用)

慌てて音量を下げたら今度はPCからの音が小さすぎて聞き取れない。

仕方ないのでこれを買った。
中央に音量ボリュームがあり簡単に音量を調整できる。

つまりFire TV Stickは今まで通りPCモニタの内臓スピーカーから音を出す。

そしてPCの音は、ここから出すように設定を替えた。

最初は内臓スピーカーの音に慣れてて変に聞こえたけど1日経てば慣れ気に入った。

電源供給のためUSB端子も塞いでしまうのが難点だ。(しかもイヤホン端子のそばでないといけない)

Windows11壁紙

Windows11のリリースが発表された。

それを期に新たな壁紙も公表された。
早速インストールもしてないのに(インストールできない)壁紙を変更した。

(追記 2021.7.20)

この壁紙もう飽きた。

今はWindows XPの壁紙にしている。

この先取りが優越感に浸れて嬉しい💑

ウィキペディア寄付

インターネット始めて4半世紀経つけど初めてウィキペディアに寄付(335円)した。
感謝のメールも送られてきてインターネットやってて初めて良いことした。

でもウィキペディア開くたびに寄付しろって最近しつこい。

また追記します。